年明けに一緒に住んでいた祖母が亡くなりました。
小さい頃から祖母とは気が合わず、いつも喧嘩ばかりしていました。
結婚してからは実家を離れ、会う機会も少なくなってしまったけど、2度の里帰りの時、祖母の言動に腹を立て、酷いことを言ってしまったこともありました。
2度目の里帰り後は実家に帰ることも少なくなり、母から祖母の様子を聞いていました。
相変わらず口は達者で嫌味ばかり言う祖母だったけど、入退院を繰り返し、先月帰省した際も入院中で、でもすぐに退院するとのことでみんな心配はしていませんでした。
祖母が亡くなってから聞いた話で、祖母の退院は伸び、年末に退院してきたそうです。
家に帰ってからは食欲もなく、元気もなく、あまり動くこともせず、寝てばかりいたそうです。
たまたまお正月休みもあって、母ではなく、ずっと父が祖母の面倒を見ていたそうです。
父にとっては最後の親孝行。
嫌味ばかり言う祖母だったけど、退院してからは「ありがとう」という言葉を言うことが多かったそうです。
小さい頃からあまり好きではなかった祖母。
大人になってからも喧嘩ばかりで、嫌いだった祖母。
亡くなる前は、きっと悲しまないだろうな、と思っていたけど、父から「亡くなった」と聞いた時は涙が止まりませんでした。
祖母と対面した時は、嫌味ばかり言う祖母は冷たくなっていて、もう喧嘩ができないんだ…と思うと涙が止まりませんでした。
葬儀中も過去の祖母とのやり取りを思い出し、何度も涙が溢れてきました。
祖母の姿を見る最後の時も悲しくて悲しくて涙が止まりませんでした。
葬儀が終わり、いつもの日常が戻ってきました。
自宅に戻ると、祖母が亡くなったことが信じられません。
また帰省したら「おかえり」って出迎えてくれるのではないかと思っています。
子供の頃から、誕生日には手紙と現金が入った封筒をプレゼントしてくれました。
社会人になっても、結婚しても、母親になっても…
昨年の私の誕生日にも、一生懸命に書いたと思われる震えた字で"お誕生日おめでとう"と書かれた封筒を貰いました。
その封筒を昨年の家計簿の中に挟んでそのままにしていました。
先程昨年の家計簿を整理していたらその封筒が出てきました。
昨年貰った時はただ「ありがとう」しか思わなかったけど、封筒が出てきた時には何とも言えない気持ちになりました。
その封筒の中身はしばらく使えなさそうです。
その封筒もしばらく捨てられなさそうです。
孫3人の結婚式にも出席し、2人のひ孫に会い、もう少しであと2人のひ孫に会えるはずだった祖母。
最後の最後まで自分の事は自分でしていた祖母。
今までたくさん酷いことを言ってごめんね。
またおばあちゃんと喧嘩したいよ。
おばあちゃんに会いたいよ。
今までありがとう。
90年間お疲れ様でした。