こんにちは!
ジャックムスセレクトの店長です。
今回は、ちょっと趣向を変えて、当店で扱っているブランド
「JACQUEMUS(ジャックムス)」
をビジネス的な観点から、見ていきたいと思います。
JACQUEMUSは、上場していないので、決算書は公開されておらず、
断片的な情報になりますが、現在公開されている情報をまとめると以下のようになります。
・2017年売上高は1050万ドル(約11億3500万円)
・2016年から2017年にかけて売上高は2倍に成長
・2018年時点でスタッフは40人超
・仕入先は、全世界に120箇所以上
・2016年時点、売上における衣服の割合が90%、靴・アクセサリーが10%
・これまで、外部からの出資を受けたことなし
それぞれ、最新のデータではないものの、なんとなくイメージ出来ましたでしょうか?
売上高11億円というのは、いまいちイメージしづらいかもしれませんが、
2016年から、2017年にかけて、売上高2倍成長はすごいですね。
2018年も、対前年比2倍、というほどでなくとも、そうとうな勢いで成長していることが想像付きます。
また、各商品の詳細を見てもらえれば、お気づきかもしれませんが、
JACQUEMUS製品は、商品ごとに様々な地域で生産されています。
最も多いのは、近隣のスペインやポルトガル、東欧のルーマニアもあり、商品ごとに最適な生産地を手配していることが伺えます。
公開されている、2016年時点で、9:1とアクセサリーの売上比率は低かったようですが、現在はここまで割合に開きは出ないと考えられます。
というのも、2017年頃からは、大きすぎる麦わら帽子や、小さすぎるマイクロバッグなどを発表、人気となったからです。
もしかしたら、2016年時点で低かったアクセサリー比率を意識したのかもしれませんね。
JACQUEMUSは、創業から9年経過する2018年になり、ようやくメンズラインを立ち上げ、コレクションを発表しましたが、これも今までに外部からの出資を受けなかったことが関係しているとも言えそうです。
なぜなら、創業者のサイモン以外にも大株主がいた場合、
もっと早いタイミングでメンズライン参入の圧力がかかっていた可能性が高いからです。
創業者であっても、デザイナーとしての創作活動に集中するため、販売、経営を任せられるマネジメント経験豊富な社長を外部から招聘するというのは、ファッション業界ではよくある構図です。
しかし、サイモンはデザイナーであると同時に、あくまでも自分自身がCEOであることにもこだわりを持っているようです。
だからこそ、サイモンは自分たちのペースで、世界観を表現することができているのでしょう。
そんなジャックムスも創業からまだ10年、創業者のJACQUEMUSもまだ30歳です。
今後、さらなる成長が期待されるベンチャー企業ジャックムスからは、ますます目が離せません。
いかがでしたでしょうか?
そんな毎年、高い成長率が見込まれるジャックムス製品はこちらからご確認頂けます。
https://jms-select.com/
それでは、また次回!!
