堺市居合道刀一会です、日本武術むすび協会が
運営しています。
さて、今回は
〈純粋な人〉です。
人はみな
それぞれ黒い部分を持っていると
この歳になったら思うことがままあります。
平成時代後期に
小学校で教えていましたが
あさましい子や意地悪な子、ブラックな子はいました
しかし、
中学生、高校生、大学、社会へでるころには
そのブラックな部分は
あからさまに表に出したら
社会で摩擦をおこしたりしますから
隠されていきます。
しかし、
それが悪いといっているわけではなく
人間とは完全なる
純粋に悪い人
純粋にいい人
純粋に純粋なひと
それはいないと思います。
そうじゃないという人は
自分の心の中を冷静にのぞいて見てみたらいいと思います
友達や会社の上役、何々の先生が
間違ったことを言ったとしても
「そうですよねぇ」と言ってはいないだろうか?
いろいろな状況があって困っている人がいても
「自分には無関係だと」
理由をみつけては、流されて生きていないだろうか?
純粋さというのは
こころのある時々の(切り取られた)あり方であって
性質・性格ではないということです。
純粋がありえないのは
人生自体が選択の連続だからです。
これを食べようか、あれを食べるか
右にいくか、左か
純粋が強くないのは
柔軟さが弱いからですね。
純粋は変化に弱いのです。
変化でき難いということは
強いとは言えないということです。
生命の進化の
過程性をみれば一目瞭然です。
変化できずに絶滅していった
歴史の中で(現在の生物体系が出来上がり)
いまの地球生命連続体があります。
■部分的に酷使しないから
野生動物は本能で生活レベルにおいても
統括されています
人間は、本能ではなく個々の認識によって
その行動が決まってしまう動物だといえます。
これは、簡単に言うと
人間だけは、部分を鍛えたり、酷使したりして
身体を壊したり、傷めたり、変形させたりしているということです。
野球肘(肩)なんかはその典型です。
太極拳を考えてみましょう
太極拳は、当会では100のパートがあります。
型1.では14のパートを学んでいきます。
太極拳は一般的に言って
スピードゆっくり、呼吸ゆったり、仙骨運動もあり
重心操作もあり
立ちやすく、動きやすく、足腰、膝の負担は重くはありません。
血行よくなり
知らない間に冬なら
ポカポカしてきます20分もやっていれば
言うならば、体にやさしい武術の一つといえます。
これが
高齢者が多い理由です。
太極拳は純粋にやればいいです。
※この純粋は「素直にやれば」という意味です。