気(氣)という概念で行う
武道、武術の代表格が(当会では)
太極拳と合気道となります。
全身に、氣を満たして
感覚器官を元に相手の氣を感知して
相手の動きをとらえます。
(相手の心を知る)
そのために
稽古すること〈心がけてのレッスン〉が
部分的で偏らない力の使い方
〈ざっくりした言い方ですが〉
いわゆる=むすびです。
動物はむすびなどは必要ありません。
そのようなことは当たり前の
行動システムだから
人間も野生動物のように
自然(本能的)本来の動き、呼吸、氣の運用が
できます。
もともとヒトも野生の時期があったからです。
では、
何が
こうした身体操作を困難に
しているかというと、
人間のそのむすびをオンにする
スイッチが隠れているからです。
むかし、むかしの三原式野球に
そのヒントをみることができますが、
それは記録に残されていたので
私も知っているだけです。
むすびは、
通常の論理の枠にあらず、
むすびや氣の運用などは
その理解も実践も言葉でのべることは
可能でも、
実際、体験においては、
困難の極みといえます。
むすびは知識や学問ではなく
感覚として体験が伴わないと
わかるものではありません。
潜在的能力の自覚がない限り、
技による(外的作用を及ぼす)効果の
確かめができないといえます。