真紅王 第一章 ④ | ★俺を殺したって★何もないぜ★

第一章 ④「大邪炎神の降臨」


「よう 蓮」炎獄の後ろから誰かがきた


「あら 炎獄じゃないの」

「?」炎獄はさっぱり訳がわからなかった


そして炎獄の後ろにいたものは・・・闇炎獄だった・・・


「しつこいわねえ あんたも」蓮はこう闇炎獄に言った

「いいじゃねえか」 そう闇炎獄が言った途端 闇炎獄は血を吐いて倒れた


闇炎獄は蓮の殴りにやられたようだ

「お前・・・なにをする気だ・・・」闇炎獄は苦しみながらも言った

「見ての通りよ・・・しつこいあんたを殺すのよ!!!」蓮がさらに殴り始めた


そして最後に闇炎獄は炎獄のほうに飛ばされた


「ドクンッ・・・ドクンッ・・・」 炎獄は目が真っ赤になった

闇炎獄の手を自分の手で握った そうすると・・・


闇炎獄と炎獄が闇に飲み込まれていく・・・


「なんなの?あれ」


そして出てきたものは・・・


真っ黒な装備を付けて 目の赤くなった 大邪炎神の炎獄であった


「お前を・・・殺す・・・」 闇炎獄と炎獄の声がシンクロされている


持っている「死神の鎌」で蓮に襲いかかる 蓮はバリアを張っていくが

炎獄は壊していく しかも壊したバリアの力を死神の鎌が吸収し

しだいにバリアを一撃で壊せるようになった


「邪炎神・・・ブレイズジャミング・・・」 炎獄の姿が消え

蓮が周りを見ながら炎獄の位置を探る


そして蓮の後ろから炎獄が現れ 死神の鎌を蓮の首元に当てた

「くっ・・・・いつのまに・・・」 蓮がそう言うと

「お前を・・・殺す・・・」 炎獄が↑に飛んで 急降下 死神の鎌で蓮を斬った

すると 城は地面に沈んでいき 三人とも復活した

そして炎獄ももとに戻った


四人は城が完全に沈んでしまうまえに脱出しようとする


今・・・四人の城からの大脱出が始まろうとしていた・・・


⑤に続く