まだ仕事も半人前にもなっていないのに、私は関東に行きたいと言い出す。
結婚を諦めて、仕事に生きるなら関東に。
結婚したいなら、鳥取に残って、鳥取にある店で働き続けるか。かといって結婚できるかわからないが。
2つの選択を自分にだす。
他から見たらなんて、恵まれた環境にいるのだと思う方もおるかもしれない、
遊びに遊んだら、また飽きて、もう刺激がいるのだ、仕事に
生きるしかないのかもしれない。
友達はいるが、結構孤独だ。
私の考え方は共感しがたい。恵まれた職場環境に飽きて転職を繰り返し、自身の成長と自分にいいきかせながら、興味のあることに次々と手をだしてきた、今の自分のままで、なにができるかだ。
どこまでいけるかだ。
評価を受けても、恵まれた環境だから甘い評価
なのだ。
私はできるのだと勘違いするではないか。私はバカだ。
天邪鬼だ。
できない、お前には無理と言われることのほうがやる気がでるのだ。
できる、これになれるなど、わたしには、目指すに値しないものになる。
なんでこんなにひねくれてるのかと思う。
だからと言って、人に後ろ指を指されるようなことはできないと自分は思っている。
幸せになるのは簡単ではない。
お金も顔もステータスもほしいなんて、思うものではない。
まず、心を変えるのだ。
無理だ。
変えられるものならすでに変わってる。
付き合った歴代彼氏は金持ちの男性や高学歴の人やトップ営業マンだった。全て気の迷いで占いをして、つきあったり、別れたりした。
やはり続かない。
相手を信じれないのだ。
結局誰も信じれない。
悲しい、これこそ幸せな仮面を被った不幸な女だ。
自分がわからない。
人と向き合ってる気がしない。
生きてる意味がわからない。
なぜこんなにダメなわたしに優しい人がいるのかもわからない。
帰ってくるんじゃなかった、地元に。
高校までの窮屈な環境にもどったようだ。
福岡で生きていても、知り合いはいても悩みや不安に向き合うのは1人きりで、遠く離れた母にいつも電話して泣いていた。
なんだかんだ、毎日楽しかったのはお金を稼ぐ力が自分に備わっていて、毎日無駄使いができたことだけが、私の救いだった。
どんな時もお金を使うことだけが、たのしみだった。
だから、毎日バタバタ働き、ふわふわお金を使い、まともに生きてる気がしなかった。
鳥取に帰ってきても違う苦しみがある。光を失う怖さ。
やはり私の生きる場所はないのか。