皆さん、もう豆撒き

心斎橋の商店街を歩くと恵方巻き


調べてみると、
恵方巻きは商売繁盛や無病息災を願って、七福神に因み、かんぴょう、キュウリ、シイタケ、だし巻、うなぎ、でんぶなどの7種類の具を入れることで、福を巻き込む意味があるとする説もあるそうで、
主に関西の方で食べられているそうです

私の家でも毎年、節分には豆と恵方巻きを食べているのですが、
恵方巻きの食べ方は
“節分の夜にその年の恵方に向かって目を閉じて一言も喋らず、
願い事を思い浮かべながら太巻きを丸かじり(丸かぶり)する”のが
本来の食べ方のようなのですが
私が小さい頃に
“恵方を向いて大声で笑いながら食べる”という食べ方が正しいそうだ。と
どこで誰が聞いてきたのかは覚えていないのですが、この食べ方が正しいそうだ。となり、
その後何年かは恵方を向いて笑いながら食べてました。
笑いながら食べるのはとても難しいので結局は食べる前に笑い、恵方巻きにかじりつくといった具合でした。
しかしその後、やっぱりこの方法は違っていたそうだ。と改まり今では黙って丸かじりして食べてます

でも笑いながら食べたからといって、なにか厄災がおきたかというと全く無く、
元気に一年を過ごしていたので
大切なのは、教えられた通りの正しい行動を行うかどうか、ではなく
たとえ間違った方法だったとしても、その行いをにこめられた“願い”なのではないかと思います。
今年も家族みんなが健康に過ごせますように....
きっと母は毎年そんな思いで恵方巻きを買って帰ってきてくれているんだと思います

バレンタインのチョコレートにスペースを取られ片隅に追いやられている節分ですが
毎年この日になれば豆を撒き、恵方が売られ、食べられ変わりない行事として続いている裏側には
耐えないあたたかな願いが込められているからなんでしょうね。
今年の恵方は南南東です。


