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ハーフスロットルくらいで

長年乗ってるバイクの事、長年やってる続いてる趣味ネタで
ダラダラと書いていきます。

松本までの順調な走行から一転。

 

高山へのスローな車列、睡眠不足、暑さ、首の痛さも重なって疲労はピークに。

高山の中心地手前でコスモス街道のローソンに駆け込み冷たい飲み物を買い、飲む前に首に当て冷却。SSTRライダーもチラホラ見かけましたが、みんな余裕な様子。

 

木曜日の夜に首の筋を傷め、金曜日はロキソニンテープを張って仕事に。帰宅前に薬局でもっと効果的な痛み止めを尋ねると...。

 

「ロキソニン以上の薬はありません、患部をあまり動かさないようにして、温めないようにしていれば痛みは取れていきます」

 

この暑さの中でSSの前傾から首を上げ、左右に振ってなんて、とにかく首によくない事尽くし、まともに横を向くことも出来ないので一時停止の安全確認や進路変更は上半身ごと捻るしかできない状態でした。

 

そんな首の痛みをなんとかしなければと、湿布系を見ましたがローソンにはなく、とっとと出発して高山の街中のドラッグストアに駆け込み、液体の痛み止めをゲット、1リットルのコーヒーを飲みながら首に塗りたくって休憩、薬の即効性はないものの少し気力も戻りルートを確認すると、次の目的地道の駅”ななもり清見”はすぐ近く、そこに寄ったら目の前の高速に乗って一気にゴールへ向かう作戦に変更。八王子の滝山に寄ったのは正解でした。

 

ようやく道の駅”ななもり清見”に到着したときは、70kmを3時間要しました。

レストランは順番待ち、しかも涼しくない。休むとこもないのですぐの出発を決め、飛騨牛串焼きでエネルギーチャージ。

うま~い!けど疲れていて写真なし。

 

で、改めてルートの確認。

 

”ななもり清見”の正面は中部縦貫道の高山西IC、ここから入って東海北陸道、北陸道、のと里山海道を使って、一気になぎさドライブウェイまでのルートと決めて出発!すぐ先の分岐を白川郷方面へと入ろうとすると、えっ? えええっ~?! って、まさかの通行止め。

 

分岐を反対の高山方面に20mくらい進んだところでハザードで停まり思案、まだ本線でもなく車も少ない、20m程度なので押し戻しを決断。

舗装路とはいえ重装備で重心の高いCBR、慎重にゆっ~くり戻しUターンが出来るところまで戻し、なんとかルートに戻りました、ロスは10分。

 

道が簡単なのでGoogleMapを使わなかったのが敗因、GoogleMap上ではちゃんと進入禁止のマーク。ですが、この10分のロスがもしかしたら生死を分ける10分になったかもしれません。

 

気を取り直し”ななもり清見”からR158で東海北陸道の飛騨清見ICへ、向かいます。

東海北陸道に入るとSSTR参加ライダーも沢山、順調に北上しいくつかのトンネルを越えていくと、トンネル直前の電光表示に”トンネル内事故”の表示、でも流れはスムーズにトンネル入っていくので、なんだろと思っていると突然渋滞?

バイクを降りて見にいっる人? なにがあったんだろとエンジンを切ると、トンネル内に響きわたる大声、反響して何をいっているのか内容は解かりません、バイクを降りて様子を見に行こうとしたら現場から戻ってきた2人のライダーから「ライダーが絡んだ大事故」そして両腕でバッテン。

話ぶりでもどんな状況なのか解かりました、これで自分がいっても野次馬になるだけなので察していくのはやめました。

 

時刻は14:35、事故は10分位前だったそうです。そう中部縦貫道入り口での10分のロスがなければ自分が丁度だったかもしれません。

バイクが続々とUターンをし始めた中、出来ることを考えましたが救急車両や警察車両のスペースも考え自分もUターンでトンネルを出ることにしました。

Uターンしたとき見えた現場は奥に見える車のすぐ先、フロントが大破した車がこちらの車線にノーズを向けて、車体半分以上が車線に入った状態なのが見えました。広角で遠く見えますがすぐ先。

 

インターに向け走る間、対向するバイクにバッテンとターンのサインを送りつつ戻りましたが、トンネルの中では見えないし、トンネル外で気付いても対面通行とはいえ高速でいきなりUターンは出来ないだろうな。無線でも状況を送りましたが、山間で電波が遮られているのか応答する局はなし。

 

その日の夜のニュースでライダーが亡くなったことを知りました。事故は70歳が運転する四輪の対向車線への飛び出し、こんな緩いカーブなのになぜ...。

 

ドクターヘリも出動し手を尽くしてくれたようですが、ほんとに悲しい...。

ライダーの方のご冥福を祈るばかりです。

 

現場を後にし、白川郷ICまで戻り、R156で北上ルートに入るとすぐにある道の駅”白川郷”、通過する予定でしたがとにかく休もうと思って立ち寄りました。

 

苦い事があっても、楽しいイベントであって欲しかった。

 

”千里浜で会おう”

 

それがみんなの合言葉。

 

”無事にゴールしよう”

 

そんな思いはみんないっしょ。

そう、千里浜に行こう、もうそれだけ。

あと少し。