例えば誰もが知っている『キラキラ星』 この曲の作曲者は ヴォルフガング・アマデウス・モーツアルト そう モーツアルトです。彼が22歳の時に作曲した12の変奏曲の一部を編曲した楽曲です。フランスでは恋の歌としてモーツアルトの死後に歌詞をつけ歌われていましたが、日本では童謡として広まりました。幼い頃知らず知らずのうちに実はモーツアルトの作曲した楽曲を口ずさんでいたのです。
また2003年にヒットしたJ-pop 『Jupiter』はもともとギリスの作曲家、ホルスト(G.Holst)の組曲『惑星』の第4曲「木星」を原曲に日本語の歌詞を載せてアレンジされた楽曲でした。これらの曲をきっかけに原曲を初めて知った人も多かった事でしょう。ふと耳にするメロディーの中に原曲はクラシック音楽だったというものが意外と隠れております。
音楽も語学や勉強と同じで知らなければつまらないもので、知っている曲、聞いた事のある曲であればついつい聞き入ってしまいます。まず お気に入りの曲を見つけてその曲を毎日何十回と繰り返し聞いてみてください。そして聞き飽きたなと感じて来たら同じような年代の曲でもいいですし、同じ作曲者の異なる作品でも良いので横へ横へと広げていってください。そうする事によってより身近に音楽を感じられ楽しめることでしょう。
