先日、愛車セレナ(C24)のスロットルバルブ清掃をしました。
特に不調って訳ではありませんが、電子スロットバルブなので、汚れが蓄積すると
アイドリング不調やストールの原因になります。
幸い脱着しやすい位置なので、外して清掃です。

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エアークリーナの上側カバーとダクトを外すと、スロットルバルブへのアクセスは簡単です。
六角キャップスクリュー4本で固定されているので、キャップスクリューを外し、コネクタを外せば
取り外し完了。たぶん、ガスケットは新品交換しないとだめなんでしょうけど、今回はそのまま
使用します。

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縁の部分に汚れが見えますね。
ここの汚れがひどくなると、アイドリング不調やストールの原因になるようです。

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取り外して、マニホールド側を見ると、ひどい汚れです。
汚れの原因は、ブローバイガスなんでしょうね。
エアークリーナ側と比べると、汚れの差が凄い!

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パーツクリーナーをクリーンワイプに染みこませて、ゴシゴシと掃除します。
パーツクリーナーを直接吹きかけると、落とさなくてもいい油分まで流れてしまいそうなので
スロットルを指で開きながら、丁寧にこすって汚れを落とします。

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ベタベタに汚れていたマニホールド側もここまで綺麗になりました。
わずかな隙間がよく確認出来るようになりました。この隙間がアイドリングに重要なんですね。

掃除が終わったら、あとは組み付けです。
最近の車は、カバー類が多くなっているので、ここにたどり着くまでが結構大変みたいですが
C24セレナは、余分なカバーがないので楽です。

最後にスロットル全閉学習と急速TAS学習が必要です。
これをやらないと、アイドリングが1500rpmぐらいまで上がり、おまけにハンチングも発生で
大変なことになります。
作業は、難しくはないですが、ストップウォッチが必要です。

まずは、全閉学習からですが、これは、指定時間のキーONとキーOFFだけですから
比較的簡単です。

問題は、急速TAS学習で・・・
詳しい手順は、ネットで検索するとすぐに見つかるので、ここでは記載しませんが
手順をよく理解してからでないと学習モードに入れません。
ストップウォッチじゃなくても大丈夫ですが、正確に秒数がカウント出来ないとだめです。
無事、これが完了すると作業終了です。急速TAS学習でちょっと手間取りましたが
概ね1時間程度ですべての作業が終了しました。

掃除のおかげで、エンジンレスポンスがスムーズになりました。
だんだん、汚れが蓄積されてくるので、変化がわかりにくいのでしょうね。
常用域の1500~2000回転がえらいスムーズで車が軽い!

最後に清掃にトライする場合は、自己責任でお願いしますね。