先日、愛車セレナ(C24)のスロットルバルブ清掃をしました。
特に不調って訳ではありませんが、電子スロットバルブなので、汚れが蓄積すると
アイドリング不調やストールの原因になります。
幸い脱着しやすい位置なので、外して清掃です。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/21/jl1for/a9/fe/j/o0922051814444723154.jpg?caw=800)
エアークリーナの上側カバーとダクトを外すと、スロットルバルブへのアクセスは簡単です。
六角キャップスクリュー4本で固定されているので、キャップスクリューを外し、コネクタを外せば
取り外し完了。たぶん、ガスケットは新品交換しないとだめなんでしょうけど、今回はそのまま
使用します。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/21/jl1for/d7/a2/j/o0922051814444723174.jpg?caw=800)
縁の部分に汚れが見えますね。
ここの汚れがひどくなると、アイドリング不調やストールの原因になるようです。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/21/jl1for/58/a1/j/o0922051814444723200.jpg?caw=800)
取り外して、マニホールド側を見ると、ひどい汚れです。
汚れの原因は、ブローバイガスなんでしょうね。
エアークリーナ側と比べると、汚れの差が凄い!
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/21/jl1for/1b/44/j/o0922051814444723217.jpg?caw=800)
パーツクリーナーをクリーンワイプに染みこませて、ゴシゴシと掃除します。
パーツクリーナーを直接吹きかけると、落とさなくてもいい油分まで流れてしまいそうなので
スロットルを指で開きながら、丁寧にこすって汚れを落とします。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/21/jl1for/91/74/j/o0922051814444723234.jpg?caw=800)
ベタベタに汚れていたマニホールド側もここまで綺麗になりました。
わずかな隙間がよく確認出来るようになりました。この隙間がアイドリングに重要なんですね。
掃除が終わったら、あとは組み付けです。
最近の車は、カバー類が多くなっているので、ここにたどり着くまでが結構大変みたいですが
C24セレナは、余分なカバーがないので楽です。
最後にスロットル全閉学習と急速TAS学習が必要です。
これをやらないと、アイドリングが1500rpmぐらいまで上がり、おまけにハンチングも発生で
大変なことになります。
作業は、難しくはないですが、ストップウォッチが必要です。
まずは、全閉学習からですが、これは、指定時間のキーONとキーOFFだけですから
比較的簡単です。
問題は、急速TAS学習で・・・
詳しい手順は、ネットで検索するとすぐに見つかるので、ここでは記載しませんが
手順をよく理解してからでないと学習モードに入れません。
ストップウォッチじゃなくても大丈夫ですが、正確に秒数がカウント出来ないとだめです。
無事、これが完了すると作業終了です。急速TAS学習でちょっと手間取りましたが
概ね1時間程度ですべての作業が終了しました。
掃除のおかげで、エンジンレスポンスがスムーズになりました。
だんだん、汚れが蓄積されてくるので、変化がわかりにくいのでしょうね。
常用域の1500~2000回転がえらいスムーズで車が軽い!
最後に清掃にトライする場合は、自己責任でお願いしますね。