しばらく使っていなくて、久々に使おうと思ったら、動かないってことよくありますね。

机の上を整理しようと思って、アドニスのマイク切り替え器を引っ張り出しました。
1本のマイクで2台の無線機に使用できる物で、なかなか便利な物です。
早速、繋いでみたところ、片側の出力のみPTTが動作しない・・・
簡単な構造なので、早速、開けてみました。

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真ん中が入力、上下が出力でスライドスイッチで切り替える仕組みです。
出力は、変換ケーブルを接続する仕様なので、3つのコネクタともアドニス配線となっています。
8本の回路をスライドスイッチですべて切り替えるようになっています。

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故障は、単純なものでコネクタのはんだクラックでした。
コネクタの抜き差しで、はんだ部分に負荷が掛かり、経年劣化でクラックになったようです。
はんだごてを当て、少量のはんだを補充してOK。

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分解したついでに、スライドスイッチ部分に接点クリーナを吹きかけて洗浄しておきました。

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元に戻して修理完了です。
TS-940とIC-756は、この切り替え器を使ってみます。
愛用のKENWOOD MC-60は、出力側のコネクタをアドニス配線にしてあります。
マイクアンプを内蔵しているので、マイク入力レベルが低い機器にも使えるし
アドニス変換ケーブルを使うことで、八重洲やICOMにも使えます。

ICOM SM-8も音が良いので、欲しいマイクですね。
2回路切り替えが出来るので、ケーブル付きをヤフオクで物色しています。

無線機が何台あってオペレータはひとりなので、すっきりとまとめたいところです。