またまた、こんながらくたを見つけて来ました。

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さびさびな小型ローテータです。
一応、コントローラも付いています。

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鉄部分は錆びていますが、モーターのコイルは、劣化が少ないようです。
動くのかなぁ・・・?
仕様もわからないので、なんだかワクワクしますね。

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コントローラは、比較的綺麗ですが、何かスイッチが増設されています。
これは、何でしょうかね?

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3線のみの接続なので、ローテータの方向表示抵抗はありません。
この手のローテータは、コントローラとローテータ本体に同じモーターが入っていて
同じタイミング(回転速度)で回ることで、アンテナの方向を知るようになってますね。
恐らく、中国製なので開けてみないとわかりませんが・・・

駄目なら、惜しみなく捨てられる値段なので、あれこれ調べて、分解して、いじれれば
おもちゃとしての役割を果たしてくれます。

コントローラの方は、通電OKで、つまみを回すと、内部のモーターが回ります。
ローテータ側のモーターが不良なら、コントローラのモーターを流用することで
とりあえず回るようになるかな?
更に、コントローラを分解してみたところ、増設SWの役割もわかりました。
これは、コントローラ側のモーターを停止させて、ローテータ側のモーターだけを回す
切り替えスイッチでした。恐らく、コントローラーとローテータの指示角度がずれてしまったとき
修正するために使っていたのでしょう。まあ、ローテータ側は、負荷が掛かりますので回転が
遅くなる可能性はありますね。

モーターの仕様は、AC24V仕様でした。
ネットで調べると、すでに生産中止になっておりますが、コメットのCRT-7という商品が
かなり似ています。ローテータ内部の様子も全く同じで、コントローラのデザインが違うだけかな。

ローテータ側のモーターをテスタで当たると短絡はありませんでした。
念のため中間ヒューズを入れて、動作確認をするとあんな外観でしたが、動きました。
回転速度も問題ないようです。

という訳で、とりあえず動きそうなので、ローテータ側は、分解、清掃、グリスアップを
してみましょう。

さて、使い道は・・・
まだ、買えませんが、デジタル簡易無線用の八木アンテナを回してみたいと思います。