いつものハード・オフでSTANDARD製 VX-2というハンディ機を見つけました。
ハンディ機は、あまり詳しくないのですが、とりあえず、144/430MHzのデュアルバンド機で
コンパクトであることは、見てわかりました。
ジャンク価格なので、とりあえず購入し、遊んでみることにしました。

付属品一式あり、本体も使用感少なく綺麗です。

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本体、小さいですね。
普段、使用しているICOM IC-R5より、さらに小さいです。
144MHz帯 1.5W 430MHz帯 1W 本格的なQSOには使用しませんので、十分な出力です。
広帯域受信機能がありますので、中波帯から連続受信が可能です。

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左は、STANDARD C-560 144/430MHz(1200MHzも微弱電波が出る) 5W機
並べると、大きさの違いは、相当なものです。体積比でVX-2は、1/4程度でしょうかね。
使いこなすには、取説を熟読する必要があります。ボタンは少ないですが、かなり多機能です。

広帯域受信機能がありますが、Jマーク付きということで、歯抜け(受信出来ない帯域があります)です。
簡単な改造でフルカバー化出来ますので、早速、改造です。

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背面のバッテリを外し、銀色のテープを剥がすと、小さな窓があります。
この小さな窓には、透明なシールが貼られているので、それも剥がします。
改造ポイントは、基板上のジャンパ抵抗を外すだけです。
ジャンパーポイントの下側の右から2個目に抵抗がはんだ付けされています。
これを外すだけなんですが、とにかく部品が小さいです。

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先の細いはんだごてでジャンパー抵抗を外したところです。
老眼気味のしげじぃには、厳しい作業ですね。拡大鏡を覗きながらの作業でした。
この後は、[F]+[HM/RV]+[ http://www.kanagaward.com/musenki/x.gif ] +電源ONで完全な広帯域受信機になりました。
ちょうど、歯抜けになった周波数にJRのCタイプの周波数が含まれていましたので、今回、この改造をしました。
これで、JR Cタイプの上り・下りとTC型無線式列車接近警報装置が受信出来ますので、写真撮影のとき
役に立ちます。

単三電池が使えないのが難点ですが、バッテリは、フジフィルムのNP-60というデジカメ用バッテリが
使えるそうで、アマゾンで互換品が格安で買えます。
充電器も一緒に買うと、バッテリ単体で充電が出来て、便利そうです。

VX-2自体、新しい無線機ではありませんが、うちでは、最新の無線機かも・・・(笑)

たまには、ハンディ機持って、山にでも登ってみようかなぁ~
車で移動するのが当たり前になり、ハンディ機らしい使い方してないですね。

最後にしげじぃのブログを参考に改造してみようっていう方いないと思いますが、改造は自己責任で
お願いしますね。改造は、ほんの数分で完了しますが、確実に部品を除去する必要があります。
内部に外した部品を落とすと、ショートの危険がありますので、ご注意ください。