久々に無線ネタを掲載します。
11月の終わり頃、入手しました。
 
 
 
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日本でいう特定小電力トランシーバのアメリカ版ですね。
規格が違うので、日本の特定小電力トランシーバとの互換性はありません。
日本国内で使用すると電波法に違反しますので、トランシーバーとしては使用不可です。
 
でも、ネットで検索すると、色々なところで販売しているんですね!
通販大手のアマゾンでも売っています。
まあ、販売そのものは違法ではないのですが・・・
正規品の特定小電力トランシーバより安いし、電波も良く飛ぶようなことが書いてありますので
間違って買ってしまう人、いるでしょうね。
実際に検挙された人もいるようです。
 
このままでは、使えませんので、暇を見て改造してみましょう。
 
気になる中身は、どんなもんなんでしょうか?
 
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電池部分は、単三電池が4本入るようになっています。
付属のバッテリは、単三電池3本分のスペースに収まるように出来ています。
バッテリの殻割りはしませんが、単四サイズの充電池が4本入っているのかな。
分解は、電池ケース部のねじ4本とベルトクリップ部のねじ1本を外せば可能です。
 
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防水仕様なので、ケース部には、全周パッキンがはめ込んであります。
1枚基板で綺麗にまとめられています。
 
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アンテナのすぐ下がファイナルモジュールみたいです。
規格上は、MAX5W出力です。
仮に430MHzに改造出来たとしても、スプリアスの問題で実用は難しいでしょうね。
 
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マイコン部分です。
 
アメリカの2-way-Radioには、22チャンネルが割り当てされています。
462.5625MHz~462.725MHz 12.5KHzステップと467.5625MHz~467.7125MHz 25KHzステップ
手持ちのSGで受信を確認したところ、2台とも受信は機能しています。
アンテナ部分のはんだを外し、1.5D同軸ケーブルを繋ぎ、終端型パワー計を通して送信周波数を確認。
送信も問題なしで、パワーも出ていました。(ただ、5Wは接続ロスを考慮しても出ていませんね)
2台とも動作品のようです。
 
送信不可にして、タクシー無線用受信機にするかなぁ~これなら、周波数も近いので大丈夫か。
2台あるので、基地局450MHz帯と移動局458MHz帯にすれば、使えそうです。
 
付属していたハンドマイクは、八重洲のハンディにピッタンコです。
 
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スピーカーマイク2個は、すぐに活用出来ますね。
 
430MHz帯まで周波数が下げられれば、微弱電波にして、色々遊べそうだけど・・・
電波を出したいと思うのは、やっぱアマチュア無線家だからねぇ~
 
しばらく、これで遊べそうです。