午後2時。僕は二度目の覚醒をした。
食事を済ませた後、自室のベッドで横になっていた僕は睡魔に負け、いつの間にか寝てしまったというわけだ。
[ふわーぁ]
僕は上体だけ起こし、伸びをした。カーテン越しに僕の瞳目掛けて差し込む陽も今は眩しくてとても迷惑だ。
[ったく……]
僕は舌打ちをしながらカーテンをあけ、窓を開く。夏特有の生暖かい風が僕の肌を刺激する。それが何だか心地よかった僕は久しぶりに町の景色に目をやった。
[相変わらず酷いよな]
半壊しているレンガで作られた家にそこら辺に散らばっている酒、煙草。ここはスラム都市と呼ばれていてファクトリーD以下のギャング。つまりギャングとまだ認められてない者が住む町だ。
[はやく出たいな……]
悲しみの表情と共に僕はそう呟いた。それと同時に今度は昼食の時間だ!とパークの怒鳴り声が聞こえた。
僕は扉越しに返事をした後、窓を閉めようとしたその時……僕達が住みかとしている基地の入り口に一人の女の子が立っていた。
