やっぱり私はあいつが好きなんだ
一個上の年の差、30センチ以上もの身長差
彼はユニークさも気遣さもスポーツも勉強もなんでもできる。
こんな条件はラブストーリーにはいい条件だと思う。
でも、私たちの仲は一生『友達以上恋人未満』の状態だ。8年間毎週のように塾に行って一緒に帰って話をして、終わる。そんなルーティンのまま時間は過ぎていく。あだ名で呼び合い学校でも話をしては噂されるのが少し好きだった。いつしか、一つのアイス、一つのジュース、一つの物を2人で分け合う仲にまで達していた。いつからだろう、私が彼を好きになったのは…
彼の理想はすごく高い。私はその理想とは程遠い。
でも、彼といると落ち着くんだ。
泣いた時も笑った時もバカしたい時もいつも一緒にいた。それでも、彼は私を女子として見てくれてるのか
そう思っていたがなにかと最近は『お前は女子だから』を理由にして何でもやってくれている。女子として見てくれてるのか、期待してもいいのか私にも分からない。
彼に彼女ができたとき、なんだかモヤモヤしていたけど彼に彼女がいる間はなぜだか彼のことはどうでも良かった。人のものになったことで自分にブレーキをかけていたんだ。いつもそうだ。彼を忘れようと思って他の人と付き合っても彼が忘れられない。彼と私の噂が広まった時昔の彼は短気だった。だから、私は彼に『私達が付き合うなんてこの仲ではありえないよね』と口に出していた。
やっぱりこの仲を壊したくない。
私よりも彼の方が一個上だから物事を進めるのも早い。だから、別れの日はすぐに来てしまう。
友達ごっこではいられなくなる。彼は地元を去ってしまう。5分で行けた彼の家には、2年もしたら彼はいたくなるんだ。辛い辛い。
会うのは嬉しいけど、彼が私の手や頭に触れるたびに胸が痛い。でも、この感情は隠し通さないと……
彼のためにも自分のためにも。


さようなら、私の大好きな人