知られたくないBar話 -22ページ目
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グラス&氷カウンタ話

初ブログです。

僕は、飲み出の日は最後に、ほとんど一人でBarで〆る。

毎夜カウンターの1、2席隣で男女が奏でる甘く、辛く、笑える、利き耳話を綴って行こう!

今夜2月16日22時、いつものBarカウンターは、誰もいなかった。

22時30分、見た目-男40歳、女25歳の二人来客。

男は、サラリーマン風の濃紺スーツでコートは着ずに、手に持っていた。
きっとここの近くで飲んでいたんだろう。

女は、お嬢さま系ワンピ、髪は栗毛色で肩に付く位。
少しまともな会社のOLか?家事手伝いかも?
やはり女もコートは手に持っていた。
きっと二人一緒に前の店に居たんだろう。

男は、ギネス。
女は、フレッシュ苺とシャンパンのショートカクテル。
まっ!こんなもんだろう。
肝心な話に入ろう。

前の店で、ある程度話はしたんだろう。
しかし、女の第一声は、
出来れば土曜日に、ここに来たかったねぇ!
だった。
土曜日と言えば14日のバレンタイン。
土日会えない仲の様だ。
それで、最短の月曜日デートか!
よくあるタイプの二人。

少し大人らしく、プレゼントは無いようだ。

男が、君に会えるだけで、それがチョコだよ!
と、言っていた。
僕も二人きりなら言える台詞だ。
でも、ここでは言えない様な気がする。

それから、仕事の愚痴を女が話出した。
銀行でテラーの仕事をしている様だ。
よく来る客が通帳にメモを挟んできて、デートに誘われたらしい。
どうやって断れば良いかなぁ?との相談だ。
男は簡単に、行かなきゃいい!と一言。
全くその通り。
でも女は、取引先でどうしよう…。
煮え切らない。
僕なら、じゃあ行けば!と言っている。
しかし男は、それでも、行かなきゃいい!と力が入っていた。

男は女を愛してるのか?
ただ、抱ける女を離したくないのか?

その後、二人とも時計を見て、男が帰ろう!と言った。

二人とも1パイしか飲まなかった。
2ハイ飲むより、もっと大切な事がある様だ。

大人なら解る。
僕は大人だから解った。

23時10分位に二人は居なくなった。

頑張ってほしい。

僕も月曜日だったので、その後30分してから帰宅した。


今夜は少し静かなカウンターだった。


以上。
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