名前はあたしであって
あたし自身じゃない
肩書きはあたしであって
あたし自身じゃない
呼び名はあたしであって
あたし自身じゃない
印象はあたしであって
あたし自身じゃない
噂はあたしであって
あたし自身じゃない
あたしはあたしだ
名前はあたしであって
あたし自身じゃない
肩書きはあたしであって
あたし自身じゃない
呼び名はあたしであって
あたし自身じゃない
印象はあたしであって
あたし自身じゃない
噂はあたしであって
あたし自身じゃない
あたしはあたしだ
もし俺がその星のしたに生まれたのなら その星を想像するのなら
その星はとても明るく強く輝く星
でもそれは虚勢でしかなく なかみのつまっていないからっぽな星
輝くことに必死で なかみは暗いままの星
もし俺がそんな星のしたに生まれたのなら
かまわない
虚勢をはって
生きていくさ
ある日 鶏が俺にたずねてきたんだ
「この辺でうまい焼き鳥の店を知らないか?」ってね
俺は不思議に思ったんだ
鶏が自分から焼き鳥になりにいくなんて きいたことがないからね
だから俺はききかえした
おまえそんなところになにしにいくんだ?ってね
そいつはなんのためらいもなく 言い返したよ
「焼き鳥になりにいくんだよ 鶏にだって夢はあるんだ」
俺は少しイジワルをした そんな店しらないってね
本当は いきつけのうまい店を知ってたんだけどね
そしたら鶏が言うんだよ
「おまえは嘘をついている おまえも鶏にしてやる」ってね
俺はそんなもの信じなかった でもだんだん背が縮んでいくんだ
だんだん羽もはえてきて 俺は鶏になってしまった
・・・そこで目が覚めたんだ 俺はいたって普通の人間だった
腹がへってたんで 俺はなにかたべたくなった
だからいきつけの焼き鳥屋に行くことにした 少し怖かったんだけどね
俺は焼き鳥をたのんだ そして俺の前に焼き鳥が2本でてきた
俺は普段 いただきますとかごちそうさまだとか言わないんだが
そのときはなんだか自然に言ったんだ いただきますってね
そして俺はたべた マスターの視線が気になりながらもたべた
俺がうまそうにたべてるようにみえるのか マスターは俺に尋ねてきたんだ
「どうだ?うまいか?」ってね
だから俺はこたえたんだ
ああ
最高の味がするよってね