真冬のこの時期、窓や玄関ドアの結露に悩まされますね。
最近の高断熱・樹脂サッシなら結露はしにくいのですが、それ以前特に拙宅のような昭和の時代に、東北以南で建てられた家は、ほぼアルミサッシです。
アルミは、パソコンの放熱器やエアコンの熱交換器に使われているように、とても熱を伝えやすい材質です。そのため、アルミサッシやアルミの玄関ドアは、加湿器などですぐに結露してしまいます。
目に見える部分、手で触れられる部分は拭き取ることができますが、写真のようにアルミサッシの枠が木製の枠(額縁といいます)に潜り込んでいるところは、拭けませんのでこのように木の枠に染みこんでシミができてしまいます。
さらに、アルミサッシがはめ込まれている柱、土台(窓台)、梁など内部の重要な木材を濡らすことで、そこが腐ったりしてしまうことがあります。内部結露といって、住まいにとって重大な問題です。
アルミサッシの取り付け時に、土台や柱とアルミの間に断熱材をかませる、湿気が入り込まないように室内でも防水処置を施すなど、設計ではなく施工の工夫で被害を軽減させられます。
これから新規でアルミサッシは少ないと思いますが、リフォームや改修時に、ちょっとの一手間で長年のうちに違いがでてくると、拭けない内部を連想し、思いました。
