私の住む近郊でも、さまざまな防災訓練が行われていました。
避難誘導や心肺蘇生、交通規制などの各種訓練が行われました。
今朝、新宿歌舞伎町のビル火災から15年と、ラジオから聞こえました。
ビル火災では、炎より煙で犠牲になることが多いそうです。
最近、訪問・滞在先の建物で防災設備の点検を疑うような事例が多く、心配です。
これは、排煙口です。火災で煙が充満してきたとき、ボタン操作で普段は固定されている窓が外側に倒れて、煙を排出するものです。
本当は、45度から90度近く開くはずなのですが、私が試したここでは、このように僅かしか開きませんでした。
建物のスタッフに尋ねると、「排煙ボタンは、竣工以来触ったことがない」という意外な返事に驚きました。
そこで、そのスタッフとともに、ほかの場所の排煙ボタンを押したのですが、こちらは全く開きませんでした。ロックを外すワイヤーが錆びてしまったか、開放するためのダンパー(バネ)が不調のようです。
せっかく各種の防災設備が整っていても、その扱いを知らなかったり、点検整備がなされていないと、大惨事になってしまいます。
防災設備は、所轄が「消防法」と「建築基準法」に別れてしまっていることも一因です。例えばあるビルでは、誘導灯は点灯するが、部屋の非常灯は点かなかったという例がありました。
日頃、何気なく利用している商業施設、駅、車両など、万一の際どうするか、各種の説明書きを一度「平常時に」よく読んでおく必要性を感じました。同じ「ボタン」でも、火災の時に押してはならないものもあるからです。





