2006年に海外で死亡した日本人の数は484人で、そのうち病死は298人だったそうです。主な死因は脳卒中と心筋梗塞だとのことです。死亡にいたらない健康トラブルや病気、ケガとなるとかなりの数にのぼるのではないかといわれています。海外旅行時はロングフライト、時差、過密な観光スケジュール、食事の変化などからストレスや疲れがたまりやすくなります。特に中高年の方は、糖尿病や心臓病、高血圧などの持病があると突然倒れるケースも少なくなく、現地の病院へ入院する方もかなりの数にのぼるようです。


海外旅行時の健康管理としては
●飛行機搭乗時はエコノミー症候群予防として、足の運動と水分補給を心がけましょう。
●時差ボケ解消として日光浴が有効です。また早朝の散歩も時差ポケ解消に有効です。
●持病のある方は念のため薬を持っていく。
●ちょっとした症状のために風邪薬、整腸剤、鎮痛剤を持っていく。
●健康にあまり自信がない方は過密な観光スケジュールを避ける。


海外での医療費は国によって違いますが、例えばアメリカでは日本では考えられないほどの高い金額になることがあります。旅行先の国の医療費を事前に調べて海外旅行保険の適用範囲と適用金額は充分に確かめておきたいものです。また、糖尿病や高血圧などの持病や虫歯、妊娠に関する病気には保険が適用されない場合が多いですので、その点も出発前に充分チェックしておきたいものです。

クレジットカード自動付帯海外旅行保険だけでは心配だということで、損害保険会社の海外旅行傷害保険に別途加入して海外旅行に出かけることを個人的にはお薦めします。一週間程度の海外旅行期間でしたら保険料金も5000円以内でおさまりますので、イザというときの安心料と思えばそれほど高くないのではと思います。損害保険会社の海外旅行保険は、ネットからでしたら前日まで申し込めばOKですし、出発当日に空港の出発ロビーのカウンターでも申し込むことが出来ます。


例えばクレジットカード自動付帯海外旅行傷害保険の場合、旅行先現地で病気などになった時の治療費は本人が立て替えて帰国後クレジットカード会社へ請求することになります。治療費が数万円でしたら立て替えも可能でしょうが、例えば盲腸などの手術となると何十万円となることもあり、簡単に立替ができない事態になることにもなりかねません。

また、腹痛などでホテルの部屋へ医者に往診をしてもらう場合、アメリカの医者は患者の症状より先に医療費の支払い能力があるかをまず確認するそうです。この場合、クレジットカードの自動付帯海外旅行傷害保険があるからと言っても医療費支払能力を認めてもらえないこともあるそうです。ですが、損害保険会社海外旅行障害保険の保険書類で医療費がカバーされていることが分かるとすぐに治療をしてくれるそうです。

保険という名前をきくと、旅行はすべてカバーと思い込みがちですが、保険の内容と、海外でのテレホンサービス番号、および治療費の支払い方法と請求方法はあたまにいれておきましょう。保険は、けが・事故(外因性)と疾病(いわゆる、かぜ、発熱などの内因性)にわかれます。

そして、クレジットカードの付帯ものの中には、前者の外因性のけが・事故しか補償しないものも、まれにあります。また保険会社は、海外でネットワークをもっているのは、AIUなど外資や日本でも東京日動などごく一部ですので、他社は海外サポートは丸ふりです(委託)。それでも喰っていかなくてはならないので、旅行保険も売り、いろんなところと提携をひろげています。
1000人とか大人数がそろって、請求はそのうち1~2人で、請求額も1万円なら、10円から数十円のマージンをもらうだけでペイする、そんな仕組みなのかもしれません。


支払いもAIUなどは現地で立替せずに払えたり、病院がみあたらないと、電話口で別途探してくれ、先に病院に電話を入れてくれたりするケースもありますが、カード付帯の保険では、電話にでる人もアウトソーシングでうけているだけなので、どこまで対応してもらえるかは、未知数です。年会費無料も海外旅行保険付帯サービスも、自社のカードのユーザーズメリットを高めて、多くのカードの中から自社のカードを選択してもらうためです。