左官業のM社さんへ伺った際に、そのM社のM社長さんから、ゲゲゲの鬼太郎に登場する妖怪「ぬりかべ」の超レアな!?ノートを頂きました。(※写真参照)

そのノートに描かれている妖怪ぬりかべの右手には、なんと左官作業で使う「コテ」が握られていますw 
左官工事で必要な資材の卸しの商社さんの販促品らしく、ノートの中を見ると日付が入っており、十分に業務においても使えそうなので大事に使わせ頂きます!

そのM社長さんと左官業界、建築・建設業界等の現状や将来的な見通し等を意見交換し、業界の先輩としてのご指導など、自身大変勉強になるお話ばかりでした。 

M社長お忙しいところ貴重なお時間を頂きありがとうございましたm(__)m



そのお話の中で現在、左官業界はもちろん、様々な業種体の職人さんの高齢化が進んでいて、技術継承出来る若い職人が少なく、建築業界はこれから先どうなって行くんだろうという話があった・・・



現在、建築では、34%の職人さんが55歳以上というのが今の状態で、これから10年後、職人さんの高齢化がさらに進むと、なんと、約50万人の若い職人さんを補填しないといけないのだそう。

これらの背景には、バブル崩壊後にデフレが進み、職人さんの請負額のダンピングと建築工事費の低価格競争が進みすぎたことなどもあると思う。

また、建設業の職人は「3K」と言われ、社会の中から若い職人さんが育ちにくい環境が構築されてしまい、そのしっぺ返しがいよいよ訪れ、慢性的な職人不足の兆し・・・
職人の単価は徐々に高くなってきており、資材も年々徐々に値上がりしてきている。

今、この業界や国がやらねばならないことは、適正な金額で、職人さんを雇用し、長く安心して仕事ができる土台を築くことだと思う。

下職さんは、長く続いたデフレ社会でローコストな建築が普及しずぎたため、人を育てるだけの余力がなくなり、建築業界は、若い職人さんが十分に補填されないまま職人さんの高齢化が進行してしまい、今、建築の技能労働者の人口ピラミッドは、おかしなことになっている・・・

そう言った職人の人手不足を解消するために某大手のメーカーさん等の職人・・・と言うよりも建築作業員と言った方がしっくりくるのかな!? 
日本語の通じない外国籍の方が日本の家を建てる現場に従事していると震災後は良く耳にしたりもする。


日本は食料の自給率も低く、他国から輸入しないと日本国民全体の食料はまかなえない。

(ノД`)・゜・。 

はたまた、家を建てる職人までが他国からの人材に頼らざるを得ない状況に、国はなにをやっとるんだよ!(゚Д゚)ノ
と、思ったり・・・

・・・こうやって直ぐに、どうのこうも出来ない事を考え、また私の夜は更けて行く・・・(爆)


ただ・・・

幸いなことに
うちの工事部の平均年齢32.7歳と若い!

・ ・ ・ と、思い起こした瞬間、とりあえず今夜は安心して寝れそうですzzz