仕事でお客様宅への訪問時間の調整で、たまに5~15分程の時間が出来る。
数年前に、書店で購入した論語の解説版、普段からカバンにしのばせ、時間が出来ると読むような感じだったが、カバンを買い替えてからかさばってしまう為に家の本棚へ収納。
常日頃、仕事の事ばかり考えていている癖あるが、考えすぎるといつもの如く、当然「出口の見えない迷路」に迷い込んでしまい、結果的にどうしようもない閉塞感を味わう・・・(;O;)
休日、考え事に対して、何か良いヒントはないかな~・・・
と、本棚を漁っていると、論語(解説版)を目にし、久しぶりに読み返したところ・・・
「知 好 楽」 と言う目に鱗のような一説。
子曰く、これを知る者は、これを好む者に如かず、
これを好む者は、これを楽しむ者に如かず
・・・この 「知 好 楽」
簡単に言うと、ただ知っているだけの人は、好きで挑戦している人には適わないし、ただ好きなだけの人は、楽しんでやっている人には適わないという考え方。
仕事に当てはめ考えると
それじゃ自分は?
スタッフはこの仕事を好きでやってるのか?
もしくは楽しんで仕事をやっているかと考えると余計にわからなくなる。
うちのスタッフは、全員が手を抜かずとにかく一生懸命仕事に励む。
即ち、ガンバル度が高い。
なかなか無い会社だと自信を持って自負出来る。
それにスタッフみんながそれぞれの仕事が好きになって、楽しんで出来たらこれ最強。
良いものを生み出し→ お客様へ提供し→ 喜ばれ→ その成果が自分たちに返ってくる
人生において、「知 好 楽」 を実践出来れば、勉強より楽しむ方が先行することで、知識は自然に得られ身になり、成し遂げようとしている何かがあるとすれば、それに対してどのような姿勢で臨むべきなのか明確になる。
時代は進化しデジタル社会の世の中の現在、人々の関わり合いは薄れ、希薄なものになっていると思う。
論語、2500年前の紀元前の人が書いたと思えないような心の教科書。
論語を纏めた古人の偉大さに感服し敬意の念を抱く。