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映画祭の模様を記録した画像を、映画祭ディレクター下川正晴のFACEBOOKに収録しています。どうぞ、ご覧下さい。
人気男優チョ・ジョンソクの真実/日韓両国で人気急上昇中の男優チョ・ジョンソクさんは、自分を犠牲にしてでも、「他人を幸せにする男」だ。
28日深夜、別府入り。福岡空港からの車内で、彼はひどく咳き込み、風邪の熱病にうなされていた。ホテルに着くと、すぐに部屋に向かった。同行のマネージャーは、深夜の街に風邪薬を買いに走った。翌朝、マネージャーは市内の市場で「辛いもの」を買い、ジョンソクさんはそれを喉に押し込み、部屋に付設の温泉に入った。午後1時、ヘアーのセット。身体はまだ辛いはずなのに、付き添いの日本人女子学生に、ドラマ出演時のエピソードを語り、場をなごませた。
午後3時20分。予定よりもかなり早く、トーク会場の別府市中央公民館に姿を現した。出迎えの学生スタッフに愛嬌を振りまく。時間はたっぷりある。応接室に詰めかけたスタッフたちを抱えるようにして、記念写真に収まった。「ソファーに座ったままでいいですよ」と言ったのに、彼は立ち上がり、おもむろに学生スタッフの中に入り、写真を撮らせた。映画祭経験の中で、こんな人気男優を見たことがない。
体調が悪いのは、青白い顔色を見ただけで一目瞭然だった。翌日にはCM撮影がソウルで予定されている。福岡空港発、夜9時過ぎの大韓航空便で帰国しなければならない。おまけに高速道路は降雨のため霧が濃い。午後5時45分、満員の観客に笑顔で挨拶して、会場を去る。「ワンジョン・サランヘヨ!」(マジで大好き!)。この人に相応しい言葉だと思った。福岡空港。帰国ゲートに向かう彼が、謎の言葉を残した。「2年後に、また会いましょう!!」。エッ!?
28日深夜、別府入り。福岡空港からの車内で、彼はひどく咳き込み、風邪の熱病にうなされていた。ホテルに着くと、すぐに部屋に向かった。同行のマネージャーは、深夜の街に風邪薬を買いに走った。翌朝、マネージャーは市内の市場で「辛いもの」を買い、ジョンソクさんはそれを喉に押し込み、部屋に付設の温泉に入った。午後1時、ヘアーのセット。身体はまだ辛いはずなのに、付き添いの日本人女子学生に、ドラマ出演時のエピソードを語り、場をなごませた。
午後3時20分。予定よりもかなり早く、トーク会場の別府市中央公民館に姿を現した。出迎えの学生スタッフに愛嬌を振りまく。時間はたっぷりある。応接室に詰めかけたスタッフたちを抱えるようにして、記念写真に収まった。「ソファーに座ったままでいいですよ」と言ったのに、彼は立ち上がり、おもむろに学生スタッフの中に入り、写真を撮らせた。映画祭経験の中で、こんな人気男優を見たことがない。
体調が悪いのは、青白い顔色を見ただけで一目瞭然だった。翌日にはCM撮影がソウルで予定されている。福岡空港発、夜9時過ぎの大韓航空便で帰国しなければならない。おまけに高速道路は降雨のため霧が濃い。午後5時45分、満員の観客に笑顔で挨拶して、会場を去る。「ワンジョン・サランヘヨ!」(マジで大好き!)。この人に相応しい言葉だと思った。福岡空港。帰国ゲートに向かう彼が、謎の言葉を残した。「2年後に、また会いましょう!!」。エッ!?
<映画祭ハイライト>「女優オム・ジウォンの真実」/28日、開幕映画「ソウォン(願い)」の主演女優として来日したオム・ジウォンさん(写真左)は、真情あふれる女性だ。
生涯初の主演女優賞を獲得。ご褒美の「別府映画祭」出演には、母親とともに来日した。案内の学生スタッフを気遣い、韓国の若手監督との「懇親会」は、未明になっても席を立たなかった。映画「ソウォン」は、そんな彼女に「運命」のように舞い込んだ。未婚にもかかわらず、性暴行被害にあった小学生の娘の母親役を、「女優」ではなく「生身の人間」として演じきっていた。
別府の観衆たちが滂沱の涙を流し、彼女の演技に感動したのは当然だ。「ジウォン!!」。執行委員長のイ・ミョンセ監督(写真中央)は、彼女を親しく呼び、その人柄を高く評価していた。韓国映画・ドラマ界で、さらに活躍されるに違いない。
生涯初の主演女優賞を獲得。ご褒美の「別府映画祭」出演には、母親とともに来日した。案内の学生スタッフを気遣い、韓国の若手監督との「懇親会」は、未明になっても席を立たなかった。映画「ソウォン」は、そんな彼女に「運命」のように舞い込んだ。未婚にもかかわらず、性暴行被害にあった小学生の娘の母親役を、「女優」ではなく「生身の人間」として演じきっていた。
別府の観衆たちが滂沱の涙を流し、彼女の演技に感動したのは当然だ。「ジウォン!!」。執行委員長のイ・ミョンセ監督(写真中央)は、彼女を親しく呼び、その人柄を高く評価していた。韓国映画・ドラマ界で、さらに活躍されるに違いない。
第6回別府日韓次世代映画祭、無事に終わりました。今回の映画祭は、上映映画や来日ゲストに恵まれ、例年以上に成果がありました。何よりも最大の成果は、日韓の学生スタッフ約40人が力を尽くして、映画祭成功のために頑張ってくれたことです。日韓関係は難しい状況にありますが、映画祭を通じて、個々の日韓国民の心情と社会背景を知ることが出来た「日韓次世代」には、貴重な体験になったと信じて疑いません。
写真は30日、映画祭「フィーナーレ」で挨拶するイ・ミョンセ監督や学生スタッフ、通訳陣の皆さんです。(多くの学生スタッフ、韓国人留学生のスタッフがまだ仕事中だったため、写真に写っていません)。「疾風怒濤の3日間」が終わりました。スタッフや観客、関係者の皆さんに深く感謝するとともに、来年3月、さらに盛大な映画祭にすべく努力することを誓います。ご支援、ありがとうございました。
(写真後列左の5人は、新1年生です。来年の映画祭の重要な戦力。後列右は韓国人留学生約20人の一部。右端の男子学生はDVD販売を担当して、5万円以上を売り上げました! 最前列の強力通訳トリオ。来年もまたよろしくお願いします。座ってるのが、会場運営の中心になった芸短大1年生たち。ありがとう。よく頑張りました)
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