自宅からのレッスンです。
緊張のレッスンです。

音階練習の後、最初の演奏が本人の実力との方針で、ドッペルを先生の2ndで最初からの通しです。

自宅では弾けるけど、先生の前では出来なくなる、というのがよくあるパターンですね。私もいつもそうです。
このため、今回は注意点を一点だけに絞って、挑みました。

それは、最後まで止まらないこと。

2ndの音もほとんど聞かず、自分のペースで何とか最後まで止まらずに弾き終えましたよ。
ただし、雑な弾き方、音程外しまくり、で弾いている最中にも様々に指摘されましたけど。
でも、そんなの気にしないで、最後まで止まらずにたどり着きました。

さて、いつものように、ご指摘のメインは「フレーズ感が無い」。
フレーズの終わりは収まるように優しく弾くこと。
2音目、4音目は強くならないように。
いつもの指摘が出来ていない、ということですね。

これらの点への指導方針は、単身赴任先の先生は違うんですよね。
1音目をもっと大きく強く弾くように、と。
多分、相対的な差の問題なのでしょうけど。

また、ドッペルって、スタッカートがたくさん有り、一音一音がタッタッタッタッと、クリアに弾いていく印象があるのですが、自宅側の先生は、スタッカートでもあまり切らないでとの指導。
どちらかというと、音が繋がるように弾きましょう、という方針です。

単身赴任先の先生は、切る、と言うわけではないのですが、一音一音がクリアにしっかり弾くイメージの指導なのです。

同じドッペルでも、自宅側の先生の見本は、滑らかな優しい曲に聞こえ、単身赴任側の先生の見本は、強くダイナミックな曲に聞こえます。
多分、私に足りない点を強調して見本を弾いてくださっているのでしょう。

どちらの見本演奏も素敵なバイオリン演奏なので、初心者の私には、このように弾かないと、と思うのですが。

この二兎を追うことが、初心者の私にはとても難しいと思われ、どちらを先に優先して取り組んでいくべきか?
それとも二兎を追う?

それにしても、バイオリンに対する先生の指導の個性の違いを感じてきている今日この頃でした。

あとは、3ポジのD線3の指のシ♭とE線4の指の高いレの音程が悪いこと。キチンと1の指の位置を確定させなさい、という基本的なご指摘でした。

ソロの箇所は一人丸裸なのだから、音程しっかり、とのことでした。

引き続き頑張ります❗️