JJです。


2012年6月15日


富山大病院にて、6歳未満としてはじめて脳死判定された男児から、臓器摘出が行われる。というニュースが流れました。


心臓は、大阪大病院で、拡張型心筋症の10歳未満の女児に移植される予定とのこと。


我が家では、TVでこのニュースの時、みんな、動きを止めて、じっと、画面を見つめました。


自分と同じ病気の女の子が、国内で移植手術を受ける。


お父さんと同じ子が、心臓移植を受ける。


娘やかみさんは、家族として、私とは、また違った受け取り方をしたんだと思いますが、いずれにせよ、我が家のトップニュースは、これ!でした。


移植手術自体は、成功して、経過も順調というニュースも、後日流れていて、よかったなぁ~と、胸をなでおろしているのですが・・・。


しかし、同じ6月15日


例のオウム真理教 高橋なにがしが逮捕された。というニュースが、飛び込んできて、夜になっても、逮捕された「まんが喫茶」の周辺で、どの局も中継していて・・・


ニュースは、オウム一色になってしまったんですね・・・。


2010年7月17日に、改正臓器移植法が施行され、脳死下の臓器提供条件を大幅に緩和されて、まもなく2年。


家族承認による臓器提供が増えたものの、15歳未満の臓器提供は、今回を合わせて、2例のみ。


まだまだ、心臓移植、臓器移植の現状について、世間の認知度を上げる必要がある中


今回、オウム高橋なにがし逮捕のニュースと、かぶってしまったことは、個人的に、とても残念に感じています。


もっと、大きなニュースのない、TVを視る側も、じっくり考える余裕のある時であれば、よかったのに・・・。


以前、「雲の犬」の記事を、読売新聞に掲載いただく際も、


関西テレビのニュース・アンカーで、特集を放送いただく際も


大きなニュースが、飛び込んできたら、掲載、放送を延期する場合がありますから・・・と、事前に説明を受けていました。


時期をズラせるニュースなら、それでよいのですが、今回のような、時事ニュースは、そうもいかず・・・。


17年も逃亡していたんやから、もうあと数日、早く、逮捕されててくれといたら、よかったのに。。。