JJです。


<拡張型心筋症 経緯2 兆し(2)>


2.兆し(2) 2008年3月

1年前の2007年3月 会社の健康診断で、心電図異常の指摘を受けましたが、再診で心電図に異常がでなかったため、その後1年は、そのまま何事もなく、過ごしてしまいました。私自身は、心電図異常があったことすら、すっかり忘れてしまいました。


今、考えると、このことをしっかり自覚していれば、もう数ヶ月早く、病気を発見でき、早期に治療を開始できていたかもしれませんが、後の祭りです。


仕事の面では、2007年下期は、6年間担当していたプロジェクトが終結し、次の新規開発プロジェクトに移行する重要な時期でした。幸い6年間の実績が認められ、上に人事異動で引き抜いてもらってのプロジェクト移籍でした。


新しい仕事に燃えていました。期待に応えたい!そんな気持ちから、新しい仕事にのめり込んで行きました。自覚はなかったですが、無理もしたんでしょう。何より、私は仕事が面白かった。


今、思えば、家庭を全くかえりみなくなっていました。妻との関係もぎくしゃくしてきました。


それでも、がむしゃらに走り続けた。そして、2008年3月、運命の定期健康診断。4月に再び心電図異常との結果。これで2回目。診断結果通知には、機械的に「再検診」が指示されていました。


しかし、ここで、心電図の再検を受けなかったんです。


なぜか?・・・・(つづく)