いつのま英会話(34)

はじめの一歩から、50歩目。


はじめての台湾編(5)。最終回です。


台湾での仕事が無事終了した後、私は自費で1泊追加して台湾観光しようと考えていました。

もちろん、仕事の準備でいっぱい、いっぱいなので、事前に観光情報なんて集めていません。

でたとこ勝負のつもりでした。


しかし、仕事がうまくいったことと、金曜の夜、同行の国際営業部の先輩に夜市観光や、台湾カラオケに連れて行ってもらったりと動いたことから、どうも疲れがどっとでたようでした。


夜になって、なにやら、熱っぽい。いかん、風邪引いた。やばいぞ。

そうこうしてる間に朝がきて、先輩は一足先に日本へ帰国していきました。


一人のホテルに残された(残ったんですが)私は、悩んでいました。せっかくだから、無理してでも観光すべきか?それとも、ホテルで休養するか・・・?


結局悩むほどのことなく、結構発熱していてふらふらだった私は、そのままホテルで爆睡したのでした。やがて、なにやら激しくドアをたたく音に目が覚めます。ドアを明けてみると、ヘアを掃除したいとのこと。それも断って、もう昼を過ぎようかというのに、私はまた眠りに落ちたのでした。


当時の私は、ホテルのドアに、「Don’t Disturb!邪魔しないで!」の札をぶらさげることすら、知らなかったのです。(恥ずかしい!)


夕方目が覚めた私は、食べ物を買いに外へ出ましたが、自分一人ではレストランへ入る勇気が、このころ、まだありませんでした。焼きたて?パン屋さんを見つけ、菓子パンをいくつか買って、そのまま部屋に戻ったのを覚えています。台湾最後の晩餐は、さびしくホテルでパンを囓ったわけです。何のために延泊したのやら。


次の朝、早々にホテルをチェックアウトして、飛行場に到着し、ただただ飛行機を待って、帰国。

遊ぶにしても、やっぱり体が資本だということを実感した「はじめての台湾」でした。


英会話に関しては、この台湾出張から機会が遠のきます。

実際に、再びその機会がやってきたのは、10年後のことでした。

次回からは、戻ってきた台湾編を、お話します。


今朝は、ここまで。

それでは、また、次回!