事業の社会性 | 日本とミャンマーで起業!

日本とミャンマーで起業!

マレーシア駐在を経て、2014年4月に退職して日本とミャンマーで起業。
ヤンゴンに常駐してミャンマー人とともに、多言語翻訳・DTP・印刷関連業をやってます。仕事や日常のことを綴ります。

昨年から、日経新聞主催のある起業プロジェクトに参加しています。
起業を目指す人達が集まって、それぞれが別の事業をやるのだけれども、
共感できる理念があるという前提のもと、たとえばホームページや会計処理、広報活動など、共有・統一できるプラットフォームをつくっていこうというプロジェクトです。

そこにいる仲間たちの事業を聞いていると、
食物アレルギーの子供たちのために外食産業を変えていこうという人や、
育児などをしながら働く女性のためのサイトを作ろうという人、さまざまです。

彼らに共通しているのは、強い社会貢献の気持ちがあるということ。
自分や家族が当事者である事象について、社会に対して不便さや憤りを強く感じていて、何とかしたい!という熱い思いがあるのです。

翻って自分の事業計画を考えると、そのような要素はないわけではありませんが、仲間たちに比べると弱い。
それは突き詰めると、起業するのは自分のためなのか、誰かのためなのか、ということになると思います。
僕は、家族や関わる人のためでもあるのだけれど、事業をすることで自分自身に磨きをかけて成長したい、という思いが一番強いのかな、と思います。

たぶん両方とも、だめってことはなくて、それぞれの起業する理由があっていいのだと思いますが、
彼らのような強い衝動に突き動かされているのをふと、うらやましいなと思いました。

ではまた!