コンサートレビュー】演技と歌にトークまで…JYJ ジェジュンにハマッた4時間 
写真=C-JeSエンターテインメント
ファンたちはあらかじめ準備された空間に「ジュンスの誕生日は祝ってあげられなかったけれど、ジェジュンの誕生日は必ず祝ってあげないと」「兄さん、後ほど結婚すれば子供たちの誕生日も祝ってあげます」「兄さん、70歳になっても誕生日は私たちが祝ってあげます」というメッセージをぎっしり書き込み、彼の誕生日を祝った。ジェジュンも「今日は僕のすべてをお見せする」という覚悟を伝え、ファンと楽しい時間を過ごすことを誓った。
その約束通り、ジェジュンは約4時間に渡って行われたファンミーティングおよびミニコンサート「Your, My and Mine」で自身の全てを見せた。1部と2部のファンミーティングでジェジュンは、自身に関連したクイズを出しながらこれまで明らかになったことのない事実を公開し、その場でファンを呼び出し「パリの恋人」のシーンを再現した。また、普段から料理が趣味という彼は美味しそうなラポッキ(トッポキにインスタントラーメンを入れたもの)を現場でさっと作り出し、皆を驚かせた。
抜群のタレント性は、おまけだった。この日特別司会者を勤めたBOOMが雰囲気を主導したが、ジェジュンもそれに負けないトークの腕前を披露した。また、Y2K、チョ・ソンモの歌まねはもちろん、ファンの要請に恥ずかしがりながらも、話題の“キヨミィ(可愛い人)プレイヤー”を披露して歓呼を受けた。特に、「お母さんのカルグクス(麺料理)の味をよく再現した。僕は、自分がチャングム(ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」の主人公)だと思った」と話し客席は笑いの渦に包まれた。
だが、3部のコンサートでジェジュンは180度変わった。初のソロアルバムで容易ではないロックジャンルを選んだジェジュンの底力が発揮された瞬間だった。伝説のロックバンド・シナウィのボーカル、キム・バダと一緒にした「One Kiss」で幕を開けたコンサートは、彼の自作曲「僕だけの癒し」、故キム・グァンソクの「愛したが」、「ボスを守れ」のOST(劇中歌)である「守ってあげる」、イム・ジェボムの「君のために」は、ジェジュンの繊細ながらも爆発的な歌唱力を確認させた。
これだけではない。Aziatix(アジアティクス)メンバーのFlowsikと共同で作詞、作曲したという未公開曲「Only Love」が先行公開されたことは、この日観客にもう一つの楽しみを与えた。パワフルなエレクトリックサウンドを基盤としたダンスナンバー「Only Love」は、ジェジュンとバックダンサーの派手なダンスが見ものだった。ジェジュンは「あまり踊らなかったのに足がフラフラする」と冗談っぽく言いながらも「いつかはアルバムに出てくるはず」と期待感を示した。
ピークを迎えたステージは、ジェジュンのもう一つの自作曲「All Alone」、イ・ソンヒの「私はいつもあなたを」に続き、ミニアルバムのタイトル曲である「MINE」がアンコールステージのフィナーレを飾った。序盤に「ミニコンサートだが、10曲以上になる」と豪語したジェジュンは「僕も選曲しておいて迷うほど難しい楽曲だった」と言いながらも初のソロアルバム収録曲とドラマのOST、普段好きだという曲まで聞かせ、与えられた時間を十分に活用した。
代表的な韓流スターとなったJYJであるだけに、同日のコンサート会場には多様な国籍のファンが集まった。コンサートを待つファンの群れからは日本語をはじめ中国語、英語まで聞こえた。使う言葉や髪の色、肌の色は違ってもジェジュンを愛する気持ちだけは一緒だった。ファンはジェジュンの身振り手振り、一つ一つに反応して歓呼した。その場でテレビ電話に出たJYJ ジュンスは、親指を立ててファンの熱い反応に応えたりもした。
ジェジュンも「たくさん欲張ったコンサートだ」とし「韓国で初めて一人でステージに立ったし、初めての単独コンサートだ。この公演が実現するようにしてくださったたくさんの方々と、長い時間呼応してくださったファンの皆さんに感謝の気持ちを伝えたい」と感想を語った。「Your, My and Mine」コンサート途中に出た映像でジェジュンと恋に落ちたジェジュンのように、観客の“ジェジュンアリ(夢中になること)”が一層ひどくなるような時間だった。ジェジュンに夢中になって終電に乗れなかったら?まあ、いいでしょう。一山に住んでいるジュンスが部屋を貸してくれればいいのに。


初のソロアルバムをリリースしたJYJ ジェジュン、ファンミーティング&ミニコンサート開催
1月26日午後7時。京畿道(キョンギド)一山(イルサン)KINTEX第2展示場7館。8千人余りが「ジェジュン、誕生日おめでとう」と書かれたプラカードを見せながら誕生日を祝う歌を歌った。この日はジェジュンの28回目の誕生日で彼がミニアルバムをリリースし初めてファンとコミュニケーションする日でもあった。ケーキのゴンドラに乗ってステージの後方から登場したジェジュンは、ずっと手を振りながら感激の表情を隠せずにいた。ファンたちはあらかじめ準備された空間に「ジュンスの誕生日は祝ってあげられなかったけれど、ジェジュンの誕生日は必ず祝ってあげないと」「兄さん、後ほど結婚すれば子供たちの誕生日も祝ってあげます」「兄さん、70歳になっても誕生日は私たちが祝ってあげます」というメッセージをぎっしり書き込み、彼の誕生日を祝った。ジェジュンも「今日は僕のすべてをお見せする」という覚悟を伝え、ファンと楽しい時間を過ごすことを誓った。
「僕のすべてを見せる」という約束は守られた

抜群のタレント性は、おまけだった。この日特別司会者を勤めたBOOMが雰囲気を主導したが、ジェジュンもそれに負けないトークの腕前を披露した。また、Y2K、チョ・ソンモの歌まねはもちろん、ファンの要請に恥ずかしがりながらも、話題の“キヨミィ(可愛い人)プレイヤー”を披露して歓呼を受けた。特に、「お母さんのカルグクス(麺料理)の味をよく再現した。僕は、自分がチャングム(ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」の主人公)だと思った」と話し客席は笑いの渦に包まれた。

これだけではない。Aziatix(アジアティクス)メンバーのFlowsikと共同で作詞、作曲したという未公開曲「Only Love」が先行公開されたことは、この日観客にもう一つの楽しみを与えた。パワフルなエレクトリックサウンドを基盤としたダンスナンバー「Only Love」は、ジェジュンとバックダンサーの派手なダンスが見ものだった。ジェジュンは「あまり踊らなかったのに足がフラフラする」と冗談っぽく言いながらも「いつかはアルバムに出てくるはず」と期待感を示した。

あなたも、私も、私たちも、皆でジェジュンにハマッた時間

ジェジュンも「たくさん欲張ったコンサートだ」とし「韓国で初めて一人でステージに立ったし、初めての単独コンサートだ。この公演が実現するようにしてくださったたくさんの方々と、長い時間呼応してくださったファンの皆さんに感謝の気持ちを伝えたい」と感想を語った。「Your, My and Mine」コンサート途中に出た映像でジェジュンと恋に落ちたジェジュンのように、観客の“ジェジュンアリ(夢中になること)”が一層ひどくなるような時間だった。ジェジュンに夢中になって終電に乗れなかったら?まあ、いいでしょう。一山に住んでいるジュンスが部屋を貸してくれればいいのに。
記者 : イ・ミナ