実家に行った時の父との会話。

 

 その一。

 昔むか~し、あつばりに行くのに、おふかけがひどくて、3時間もおぐれたので、みんながもらったものもらえなかった。

 何で行ったの?

 じでんしゃ。

 

 いつの時代の話よって感じですが。(どうも昭和40年ごろのよう)


 ただ、この話には後日談があった。


 さしだやつがいて、そんどきもらった人たちは、あとで捕まったんだ。

 何もらったの?

 百円。

 

 理解した私。「おふかけさまさまだったね~」


 その二.

 いとこのご主人が亡くなったと聞いて、いとこもまだ若いのに大変だね~って話になり、それでなくても、あの家はとうれーさんだから、いとこは苦労したろうって。

 あれれ、とーれーさんって言葉、久々に聞きました。語源は何よ?って聞いたら、方言だからで終わり。


 実家に行って親と話すと、知らなかったことが多いんだと再認識。考えて見ると、父とゆっくり話した記憶なんて、ましてや思春期の頃など皆無、のようなものですからね。しかしまぁ、こうして今頃ですが、いやこれから語彙を豊富にしましょうかと思いました(笑)