イギリスの経済紙『エコノミスト』編集部がまとめた『2050年の世界』がベストセラーになってるんだそうです。私は、今日知りましたが。『エコノミスト』誌の調査予測では、1962年に「驚くべき日本」とい特集で、日本が経済大国になるであろうと予言して、結果その通りになったわけです。


 今回はその中で、2050年に最も悲惨な国は「超々高齢者社会」に苦しむ日本であると言ってます。1962年の予測から今年はちょうど50年後ということ。この50年で、這い上がり天まで行ったかと思う間もなく、急な坂道を転げ落ちはじめてるのか・・・。


 原発の問題、尖閣諸島、竹島、オスプレイ等々、各党の代表選、はたまた解散後の政権奪取戦の争点は山積みですが。


 でも、それも何も、住んでる人がいてなんぼのことです。


 少子化の問題、これを今、本気で考えないと大変です。後の祭りでは、絶対だめなんです。2050年にそうならないよう、今回だけは『エコノミスト』誌の予想を覆さなければ。


 日本人がいなかったら、日本という国は守れない。そう思うのですが。



 じゃ、どうしたらいいのだろう。

 子供を産んで育てやすい環境づくりが大事ですね。

 とりあえず、出産費を全額国費負担。あ、出産までの妊娠時期の費用も含めてお願いします。これだけで、だいぶ違うと思うのですが。


 ところで、今どきの出産費用ってご存知ですか?公的補助は42万円だそうです。(昔、私たちのころは20万円ぐらいだったような) 私の住む地域では、42+5万ぐらいだそうです。でも、息子の嫁は東京の総合病院で出産しました。なんと、70ウン万円だそうです。普通分娩の異常なしで。息子曰く、東京じゃ、これでも安い方だって。それも、補助はあとからのようで、とりあえず、70万からの大金を用意しないとならなかったようです。(退院の時間がちょっとずれても加算されるとかで、あわてて出てきたって言ってました)


 こんなんじゃ、若いカップルは、しかも定職に就いてないとしたら、出産出来ませんよね~。


 今晩の「ニュースステーション」で、民主党の代表選に立候補してる代議士さん達の話を聞いてたら、こっちのニュースを思い出したのでした。