行ってきました。上野の東京都美術館。
家を朝の6:18分に出発。最寄駅まで車で、そこから特急電車に乗り、上野へは8:43分着。特急の出口で友人と待ち合わせ、急ぎ美術館へ。9時ちょっとに着いたら、そのまま人の流れに沿って、入場。9:30分開場とありましたが、その前にいれてくれたようです。
お目当ての「真珠の耳飾りの少女」を見て来ました。ばっちり。それほど待つ時間もなく、一列目で観た時は歩きながらと促され、それなりに。そのあと、その一列目の肩越しに再度じっくり鑑賞。 その他はろくな知識もないままでしたので、ルーベンスの「聖母被昇天」(下絵)やレンブラントの作品が観れたので、びっくり。びっくりしてる場合じゃないなと思いながらの、この程度の素人にわかファンです。
「真珠の耳飾りの少女」、別名「青いターバンの少女」は、何をみつめているのでしょう。
じっと、じ~っと見つめて来ましたら、どうも、右目と左目は同じところを見てないと思いました。(帰宅後、解説を読んだら、同じような解説でしたが) 友人が、どの角度から見ても、「私を見てる」と言うんです。確かに、右手方向から見ても、左側から見ても、そんな気がします。両方の目がアンバランスなので、そんなふうに見えるのでしょうか? いずれにしても、惹きこまれます。見れば見るほど。
1665年ごろの作品。約350年も前のものが眼の前にあって、この絵の前には、あのフェルメールが立っていたんだと思うと、とても不思議な気持ちにさせられました。時代を超えて、共有できる空間を感じるとでも言ったら大げさでしょうか・・・。
映画に同タイトルの作品があります。フェルメールを「英国王のスピーチ」のコリン・ファースが演じてまして、この少女のモデルの役はスカーレット・ヨハンソンです。もちろん、物語はフィクションでしょうが、謎めいたこの絵画ののなぞ解きを試みたような、そんなさもありなんな内容で、私のお気に入りの一本です。(また、観たくなりました)
とにかく、念願かなって、嬉しいの一言です。