私の好きな映画の1本。
1989年製作。ハーバート・ロス監督作。出演はサリー・フィールド、ジュリア・ロバーツ、ドリー・パートン、シャーリー・マクレーン、オリンピア・デュカキス、ダリル・ハンナと、そうそうたる女優さん達がずらり。
この映画を思い出しましたので。
というのは、前回のブログに書いた中川晃教さんをユーチューブで検索したところ「I will always love you」を歌っている彼がいたわけです。なかなかお上手で、感動でした。
この曲は、ホイットニー・ヒューストンが・・・♪エンダ~ウィ~オ~ウェィ~ラ~ビュ~♪・・・と歌いあげておりまして、とても有名な曲です・・よね。映画「ボディガード」でも歌われてます。ケビン・コスナーとの映画です。
(ちなみに、エンダ~・・・って歌いながら、主人に説明したのですが、あまりに下手くそでわからないと言われてしまいました)
話がそれましたが、この楽曲、実は、アメリカのカントリーシンガー、ドリー・パートンが作詞・作曲してるんです。彼女は、超有名なシンガーソングライターですし、女優さんとしても、上記の「マグノリアの花たち」や「9時から5時まで」に出演してます。
中川さんの歌声を聞いて、ドリー・パートンを思い出し、この「マグノリアの花たち」を思ったのでした。
この映画、アメリカのある州の小さな町の、ご近所さん6人の女性を通して、日々の生活を描いてます。
主役はサリー・フィールド。彼女は「ノーマ・レイ」「プレイス・イン・ザ・ハート」で2回、アカデミー主演女優賞に輝いている名女優です。(2作品も、とても良いですよ)
サリーの娘役がジュリア・ロバーツ。本作では「プリティ・ウーマン」前の、若い時の彼女がとても素敵です。
シャーリ・マクレーンは自他共に認める名女優。オスカーをとった時に「言わせてもらえば、とって当然よ」とスピーチした人です。この映画では、クセのある偏屈おばさんを演じてますが、さすがです。
ドリー・パートンはみんなが集まってくる町の美容室のオーナー。ダリル・ハンナがちょっとワケありで、そこに雇われてます。
オリンピア・デュカキスは町長の未亡人です。彼女も有名な女優さん。映画ではシャーリー・マクレーン未亡人とやりあってます。デュカキスという名はギリシャ系。もうずっと昔のことになってしまいましたが、以前、アメリカ大統領選で敗れたデュカキスさんのいとこにあたります。当時は、彼女の方が有名だったという話もありました。
これだけの女優さんが出てるというだけで、私にはすごく嬉しい作品です。
そして、その女優さん達の名前に負けない、良い映画になっています。
女性には、この映画の良さが、しみじみわかってもらえるのではないかと思うのですが・・・。
機会がありましたら、ぜひ観てみてください。
追記。
オリビア・ニュートン・ジョンの「ジョリーン」もドリー・パートンが書いてるんですよ。