なんとも、びっくり偶然なのですが、叔父が、同じ膀胱がんと診断されました。


TUR-BTの手術を受け、無事退院したと連絡があったので、今日、自宅の方に見舞いに行ってきました。


以下、叔父から聞いたことを、書き記してみます。


10月19日に入院して、20日が手術、28日に退院。

今日は退院後4日目です。私が行った時は出かけてました。昨日は、グランドゴルフの試合に行ったそうです。

もう普通に暮らしてるようです。


でも、今日、叔母と話してる最中に帰って来た時、叔父の顔を見たら、少し痩せて青白い顔色に見えました。

そして、気持ちもまだまだ平静ではないのかな、という印象を受けました。

全然、なんの問題もないと、口では言っておりましたが・・・。


叔父は、9月の末に血尿があり、近所のかかりつけ医にすぐ行って、総合病院を紹介されたそうです。

血尿ははじめて。腫瘍はひとつ。レベルは1と言われたようです。


私が聞いたのは、10日間の入院がどういうことなのか。私の場合、原則手術の翌日退院という病院にかかってますので、そこが一番疑問なのです。


どうやら、術後の尿量を測ったり、生検の結果がでるまでいたようです。退院時に、炎症止め?(薬名忘れた)とムコスタ錠を7日分も処方されてました。

ちなみに、私は、なんの薬もなかったです。


術前の説明、同意書記入にあたっては、もう何度も丁寧な話があったそうです。叔父と叔母がびっくり、恐縮するぐらいの話だったそうです。そして、必ずどんな時も最後に「何か特に聞きたいことはありませんか?」と言ってくれるそうです。これは、医師、看護師、だいたいすべての人に共通したようで、叔父と叔母は、院内の教育が徹底しているんだなと、二人とも思ったようです。


だから、すごく安心して手術に臨めたと話してました。


私の場合、手術の同意書は、外来で手術と決まれば、その日にその診察時に、医師が用紙をプリントアウトして、手術の時に記入して持ってくるようにと言われ、内容については「読めばわかるから」でした。(笑)ってつけたくなりますよね。

入院しても、医師との面会は特になかったので、こんなもんなのか・・・って思ってました。


叔父の話を聞いて、やっぱり・・・。病院によってだいぶ違いはあるようですね。


医師とのやりとりだけを考えたら、明らかに叔父のかかった病院の方がよさそうです。

ただ、入院が10日間というのは、私には長いので、早く帰れる今の病院がいいですけど。


同じ病気でも、病院によってこんなに差が出るんですね。


特に薬は、10日の入院+7日分も処方された叔父と、手術時一晩だけの点滴(抗生剤)の私では、だいぶ違いますよね。

叔父の年齢、70代前半と、私の年齢の差でしょうか。どう考えても、腫瘍の数、レベル、どれをとっても私が上なんですけどね(笑)



そういうわけで、今後は、叔父の様子も時々聞いてきます。

再発率は50%と言われたようで、やはりちょっとそこがつらいようでした。

それから、今の時点で、BCGの話はなかったようです。定期的に検査をうけるだけだと言ってました。


膀胱鏡についての感想は、抜く時が痛かったと言ってました。

私は、最初はなんでもなかったのですが、だんだんと、入れる時が苦痛に思うようになってきてます。

その辺の感覚も、人それぞれですね。




私と叔父が血縁です。叔母は義理になります。

家に行った時、叔母しかいませんでしたので、今回、叔母に、私の病気のことを話しました。

叔父には内緒にしてくれるよう、実家の両親にも絶対話さないでと頼んできました。

(叔父の実家が、私の実家でもありますので、漏れたら大変なのですが)

でも、叔母は大丈夫な人です。そう思ってます。

話をしようか、どうしようか、ずいぶん迷いましたが、私も叔父の様子を知りたいし、叔父も、他の人の様子を知りたいと思って。私は、友人の話としとけば、いくらでも話せると思うので・・・。



叔父の様子を見てますと、70を過ぎてからのガンの宣告は、それはそれできついのかなと思いました。

私の場合、この年で何で?とかいろいろ思いましたが、まだ、ほんとのところ、この病気の深刻さがわかってないように思うのです。単に、私が鈍感なのか、性格的なものなのか、そういうのもあると思いますが。


でも、70を過ぎても、本人も言ってましたが、何の兆候も自覚症状もない状態で、ガンの宣告は驚きだったらしく、いろいろ考えてしまうのかもしれません。

「その年なんだから仕方ないよ」って言いたくなりそうですが、でも、自分が病気になってからは、いくつになっても、仕方なくないですね。仕方がない、なんてこと、ないと思いますし、ましてや他の人は言うべきじゃないですね。



私も、今月は病院で検査です。


そろそろ、気分は下降気味・・・。


でも、考えても仕方ないですね。そう、自分で言う言葉ですね(笑)