昔のお医者さんは、風邪だろうが、腹痛だろうが、腰痛だろうが、指先のケガだろうが、とりあえず診てくれたんですよね。
うちの近所のお医者さんも、つい5年ぐらいまで、そういう診療をしてくれてました。
でも、このお医者さんは、とても立派な紳士でして、御自分で年齢を定めて、開業医定年として、跡継ぎがいなかったせいもあり、お元気なのに廃業したんです。
こういうお医者さんは、もうなかなか、いないなぁ~とおもってたんですが。
いたんです!
テレビに出てました。
NHKの番組に「ドクターG」というのがあるのですが、皆さん、観たことありますか?
BS2で木曜夜8時に放送してます。
そこに出てくるお医者さん、ものすごく素敵です。
かっこいいです~。
いや、顔かたちじゃありませんよ。
気持ちが、医者としてのハートが、篤いんです。
お医者さんが、みんな、こういう人だったら良いのに・・・・なんてね。
タイトルにも書きましたが、総合診療がテーマです。
事例をあげて、再現ドラマを見ながら患者の訴えをもとに、指導医と研修医がカンファレンスをじっくり行うことで、病名を解き明かす、そういった番組です。
この番組に出たお医者さんで、鈴木先生という方がいます。
この先生はこんなことをおっしゃてます。
「患者さんの訴えを良く聞くこと」
「患者さんのそばにいて、話を聞くのが医者としての喜び」
「それを繰り返すことで、医者として成長がある」
どうです。素晴らしいでしょう・・・。
私、感動しました。
授業(のようなものですから)を受けた若い先生たちが、最後には顔が輝くんです。
それも、とても素敵です。