南アフリカでのワールドカップは、終わってしまいました。
まずは、選手、監督、関係者の皆さん、ほんとにお疲れ様でした。
日本に帰ったら、十分体を休めて、また、それぞれ次の舞台で頑張ってほしいと思います。
それから、南アフリカまで応援に行ったサポーターの皆さんも、おつかれさまでした。
サポーターのパワーは、ピッチに立ってる選手に大きな力を与えたことでしょう。
ほんとに、ほんとに、お疲れさまでした。
でも、私は、他に言いたいことがあります。
パラグアイ戦、日本中が、感動をありがとう!って言ってますが・・・私は不満です。
負けたんです。
ベスト4を狙うと言って、まして、本田選手は優勝を狙うと言ってたんです。
だったら、ベスト16で敗退したのは、感動をありがとうじゃダメなんです。
もし、日本のこの成績が、ブラジルとかアルゼンチンだったら、感動をありがとうじゃないでしょう。
ベスト4を狙うと言った、岡田監督に対して、ブーイングが出てもおかしくない成績です。
それが、岡田監督を信頼して、応援したものの態度だと思うのです。
ベスト16で、よくやったでは、日本はまだまだ強くなれません。
岡田監督は、自分の執着心、執念が足りなかったと言ってました。
結局、最後の最後、120分闘い抜いたことに、よくやったが観てる側にもありました。
あの時点で、負けたんです。きっと。
決勝トーナメントは、点数を取らないとダメなんです。
引き分けではダメなんです。
グループリーグと、同じ闘い方ではダメなんです。
私は、日本中のサッカーファンを敵にまわしてしまうのかもしれませんが、そう思いました・・・。
それから。
今大会、試合に出る機会のなかった、楢崎選手や内田選手など、アジア予選を勝ち抜いたメンバーがいて、本大会で日本選手の活躍ができたということを、私は忘れません。
とりわけ、中村俊輔選手の心中は察してあまりあるかと思うのですが、彼や楢崎選手、稲本選手、川口選手等、ベテラン組が、ベンチで良いムードを作ったという、そのことに私は非常に感動しました。
カメルーンやフランスのように、チームがうまくいってないと、強いチームでもこういう大会は勝てないということがよくわかりました。
日本のマスコミは、試合に出た選手だけ、この時とばかりに大騒ぎしますが・・・。
熱しやすく冷めやすいってことなく、サッカーを応援していくことが、日本のサッカーが強くなるもとでもあると思うのです。