時々、日曜の昼、NHKののど自慢を見ます。


雨降りの今日も。


80歳と75歳の、イチゴを作っている御夫婦が「麦畑」を歌いました。

恰好も決まってます。

よく、あんな恰好が出来るなと、感心したり・・・ちょっと呆れたり(笑)


でも、感動しますね。


御夫婦で、のど自慢に、しかも、その年齢で、出るんですよ。

凄いことだと思うのです。

お二人が健康で仲良しだということですもん・・・。


私、のど自慢を見ると、泣けてくるんです。

これは昔からなんですが・・・。


のど自慢には、ドラマがありますよね。


お歳を召した方なら、この年で、どんな思いがあってこの歌を歌ってるんだろう、なんてこと考えると、涙がでちゃうんです。ひとりで、感動してるから、よく人に変な奴って言われます(笑)


のど自慢を外国で開催した時なんて、そりゃ私、ひどい顔になりました。

最初から最後まで、泣いちゃってます。


ブラジル大会なんて、日系2世、3世の方がたくさん出て、日本への望郷の思いを歌に託してるわけですから、考えると今この瞬間も涙が出そうです。



私は映画大好き人間ですが、でも時に、歌にはかなわないかもって思うんですよ。


映画は一人じゃ作れないし、仕掛けも大掛かりです。


でも、歌は3分間のドラマといいます。

人間の口、喉だけで、人様を感動させられます。

聴く側に、耳と心があるだけで、十分なんです。


のど自慢には、その歌と、歌う側の心が、いうなればプロの歌い手以上に詰まってるわけですから、感動しないわけがないのです。


そういうわけで、今日も堪能させていただきました。