昨日の話と繋がってるのだけれど、


小さい頃から絵を描いたり物を作るのは好きで、

今でもそれは変わらない。

プラモデル組み立てるのも楽しい。

それで、

こんなふうに作ってます、ってのを

動画にしたりしてますが、



僕はあんまり改造とかはしなくて、

組み立て方はもう説明書通りが基本。

多少手を加えることはあるけれど、

シルエット変えたりとかは、

滅多にしない。


これもいろんな人の作品見ると、

凄いモノ作るな、と感心はする。

部品なんかを一から作る人もいるし、

彫刻とかする人もいる。


けど、僕は、

特にこういう「もと」がある物だと特に、

それを大きく変える方には向かわないみたい。

と言うのは、

あくまで僕の考えなんだけど、


プロのデザイナーとかが作り出したなら、

それがその物の完成品。

って感覚がある。

もちろんアレンジすることもあるし、

音楽の方ではカバー曲はコピーと違うので、

変えるところもあるんだけど、

アニメからの立体物だったりすると、

その大元作品に出てきたまんまで、

充分仕上がった姿だと思うので。


定番の加工として、細かいけれど、

モールド増やしたり板貼って情報量増やす、

ってのがあるようで、

それも確かに上手な人のはカッコいい。


けど、

なんも加工しないで、

ストレートに組み立てたものだって、

ちゃんとカッコいいし、

そうなるようにメーカーのデザイナーが作ってくれてる。

だから、

手を入れなかったらダメ、って意見には反対。


楽器弾いたり、曲作ってる中でもあるんだけど、

沢山詰め込んだら良いものになる、って、

思ってしまう時期もあったけど、

それは違うかも、って感じるようになった。

空白、余白、余韻は、何もないんではなくて、

休符は何もしないんではなくて、

「空白を作る」とか、「無音を弾く」なんだろう。


ちょっと寂しく思うくらいに留めたほうが、

わかりやすかったり、

伝わりやすいかもしれない。


最初のザクとかツルんとしてるけど、

その大きな面それぞれに陰影がついたら、

無骨さや巨大さ、哀愁が見えるかもしれない。


って、

最近特に感じるようになってきた。


足すのはあとからでもできるけど、

引くのは結構勇気がいる、ってのもあるし。