今朝も暑い。
そろそろ梅雨が来るらしいですね…


昨日、バラすところまでアップした、
ギターの話の続き。


もともとされている塗装を、
剥いでから塗り直すか、
そのままいくか。
今回は、
剥がずにそのまま塗りつぶします。
ちなみに、この時点での木目は、
印刷されたものっぽいです。

そのまま塗るにあたり、
ツヤツヤのままだと塗料がのりにくいので、
一回全面をヤスリがけします。
表面がサラサラした感じになるくらいまでやりました。
で、やすった粉を拭いて、
ちょっと写真が前後してますが、
このボディの白い縁、
ネックにもある白い縁は、
このまま残したいので、
細長く切ったマスキングテープを、
チマチマ貼っていきます。
それで、スプレー塗装しても、
テープ剥がせばその部分は塗られてないわけです。

で、
下地、兼、
裏側の色を塗りました。
プラモデル作るときに使うスプレー塗料。
今回は「セミグロスブラック」
完全なつや消しと、
ツヤツヤの黒の中間、
半ツヤのです。

コレ、
スプレーで塗るとき、
つい一発で真っ黒にしたくなりますが、
それやるとムラになったり、
要らないツヤツヤが出たり、
塗料ダレって状態になったりします。
おまけに乾燥に時間がかかります。
結果、
薄く塗って、乾かして、
また塗ってを繰り返したほうが、
早く終わります。

で、完全に乾燥させてから、
本番、ボディの前面を重ね塗りします。

コレ!
コレが今回の色です。

「マジョーラ塗装」

もともと車の塗装方法らしくて、
初めてみたのは、
ギタリストKiyoshiさんのギター。
hideのソロのライブで弾いてた方。

当時「究極のグラデーション塗装」って触れ込みでしたが、
これは
「見る角度によって色合いが変わる」塗装です。
原理はわかんない。

以前にも一度この塗装のギターを作りましたが、
今回、このスプレーの存在を知り、
再挑戦しようと思ったのです。

ただ、この手の塗料は、
色をつけるというより、
光を反射させて色を認識させる効果、
ぽいので、
単発で塗っても綺麗に出ません。
それで、黒を一度塗ってます。


何度か吹いて、
乾いたら、
トップコート用のクリアを、
また何度か吹いて、
ようやくこの色です…


もうちょっと続きます…