何かにつけて、
区切りをつけるのが、
なんとなく当たり前になってる気がするし、
僕自身も無自覚に、
「コレで一区切り」を考えてしまう。

ケジメとか、そういう意味では、
区切ることは大事だし、
その時その時の気の持ちかたとして、
区切りはつけなくちゃならない。
遊びの時と仕事の時とかは。

けど、
もとより好きでやってる事に、
区切る必要があるのか、どうなのか。


バンドを解散する、は、
理由次第では仕方なく、
つけなきゃならない区切りだと思う。
でも、
休止は、
またやるのなら、
言わなくても良いかなって思ってしまう。
病気とか怪我とか、
のっぴきならない理由があるなら、
その説明は必要かもだけど、
そうではなくて、ただ休むなら、
別にまた出てきてやれば良いだけじゃないかな。


年齢で区切るってのも、
僕にはしっくりこない。
幾つになったから、何かをやめるとか、
幾つになったんだから、コレをやらなくちゃとか、
関係ないだろうに。

できなくなる事とかはあるよ。
10代20代みたいな無茶な事は、
単純に無理になっていく。
エネルギーの内容量不足で。
でも、
もうこんな歳でこの服は…とか、
この格好は…とかは、
全く関係ないと思ってる。
音楽のジャンルとかもだよね。
歳いったら落ち着け、みたいのは、
バカの言い分で、
死ぬまでパンクとかメタルとか、
死んでもV系とか、
居ても良いはずだし、そうありたい。

ただ、
それに似合う自分であろうとすれば良い。


なんか身汚いおっさんが、
べたついた髪の毛撫で付けてるのと、
おじいちゃん位の人が、
整えたリーゼントなら、
どっちがかっこいいか。

若いだけに胡座かいて、
その日その日の流行に流されてるより、
常に自分の理想を探して到達してる方が、
格好良いし、綺麗だし魅力的だ。



数字で区切るのは、
遅刻しないことだけで良いんじゃないかな。