なにが必要、
なにが欲しい、
なにがやりたい、
なにをやるべき、

何が求められている。

人の目なんて気にするなと、
人は言うが、
人の前に立つ事を選んだ者には、
死活問題だと思うのだ。

や、生命の死活ではなく、
存在の死活問題。

求められるものを提示できなければ、
存在に価値は無くなるだろう。
数の多い少ないに関わらず、
そこに在ると言うことは、
相手の中の「かくあるべし」に、
応える為に在るわけだし。

かと言って、
いつも同じでも駄目だろうし。

同じではないんだけどね、
誰もが毎回違うんだ。
出来の良し悪しは日によるけども。



日常生活の中であっても、
誰かの中の自分を探らなければ生きられない。

求められるものはなんだろうと、
そればかり気にする僕自身の、
求めるものはなんだろう。