僕は、
ものすごく、
「練習」が苦手だ。
好きじゃ無いのもあるが、
多分苦手だから好きになれないのだ。
言い訳に聞こえるかもしれないが、
もう本当に苦手なのだ。

だから、しないってのは良く無い事くらい、
重々承知の上での話だ。

何故か。
これを考えてみる。


今、JJとしては、
音楽活動をメインにしている、と思っている。
もちろんデザインとかも、
多少している。
けど、基本となるJUSTSIZE JUSTICEは、
一応、音楽活動をするのが前提で産まれたユニット。
で、そこでは歌ったり弾いたりする訳で、
当然通常は、歌も楽器も練習が必要だ。

ま、中には天才ってのがいて、
初めから巧みな人もいるんだけど、
僕はそうでは無いので、
練習しなきゃならない。

で、ここで改めて、
苦手だと言うことが出てくる。
上手に練習ができない。
なんなら練習を上手にする練習が知りたいくらいだ。


で、何故なのか。

多分、僕なりに考えた答えは、
これまで生きてきて、
練習したことが身について、
何かを習得した経験がないんだ。
筋トレ、柔軟体操、学校での勉強、
どれもやったことがあるけれど、
1つも上達しない。
身体は硬いまま、腕もヒョロヒョロのまま、
計算は解けないし原素もおぼえられない。

つまり、
「練習する」→「上達する」
→「実感する」→「更に努力」→「習得」
って図式が、
僕には全くない。
練習する。なにも変わらない。
なのだ。

歌も筋トレや柔軟が必要。
だけど、腹筋しようが前屈しようが、
なに1つ変わらない。

楽器も、反復練習とか大事なのはわかってる。
でも、それで何か出来た記憶がない。

だけど、歌ったり弾いたり、大好きなのだ。
上手くならなくても好きだし、
やりたい、やり続けたいのだ。
結局わからないままステージに立って、
何度もやって、呆れられたり笑われて、
自分にも納得いかないで悔しくても、
まだやって、
ようよう今のJJになったのだ。

練習、多分一番は、
練習が下手くそなんだよね。
きちんと順を追って、地道にコツコツ、
それが下手なんだろうと思う。
だから、
何か始めようって人がいたら、
多分僕は言うだろうね。

「基本練習はつまらなくても無駄にならないから、
ちゃんとやったほうが後々楽だと思う。」と。