食べ物の好き嫌いは、
多分ない。

人の好き嫌いは、
最近はそれほどない。
苦手な相手はいるけど、
嫌う事は少ない。
興味ない人はいるけど。

作品とか、
作家の好き嫌いは、
ある。
でもこれは、あくまで僕の好き嫌いだから、
それが良いとか悪いじゃないし、
僕のキライを誰かがスキかもしれないから、
それも良い事だと思う。


嫌う理由は、
突き詰めれば多分一つだけ。

美しくない、つまり醜い。

外観の話じゃぁないですよ。
心根、と言うのか、
態度や覚悟の話。

手抜き
言い訳付き
逃げ道付き
ひとりよがり

からげて仕舞えば要するに、
本気じゃない雑なモノが嫌いだ。


目を閉じて陶酔してるふりして、
ガァガァでかい音だけ出してピアノ弾く音楽教師が、
中学生の頃いてね、
気持ち悪くなるほど嫌いだったね。

今もその感じは、
時々感じる。


僕は、
馬鹿騒ぎは好きだ。
でも、
悪ふざけは嫌いだ。
勝手に僕が言い換えてるだけかもしれない。
その違いは、
やっぱり、

本気で楽しんでもらおうと考えて練って、
本人たちも本気で楽しもうとぶつかってるか、

適当にやってその場だけ取り繕えばいい、
どうせお遊びだ、
と考えてるかだと認識してる。


ヘタな事や出来ないことに怒ったことはない。
やらない事や、やらなかった言い訳に時間割く事に腹立つ。


風呂で一人でやってろ、
と言いたくなるね。
どーでもいいから言わないが。