ランチは前から気になっていたこちらのハンバーガー店に。
 
 
 
The Butchers Club
82 Stanley St, Central, 香港
+852 2347 0755
 
 
かなり前ですが、テレビ東京の「未来世紀ジパング」で特集されていた、シリコンバレーのベンチャー企業が開発した「beyond meat」という豆製の代替肉がとても気になっていまして、日本で食べれるところないか探していたのですが調べきれず、香港で探したらあっさり何軒か見つかったうちの1つです。
さすが香港は世界のトレンドがいち早く入ってきますよねえーーー。
 
こちらのお店ではbeyond meatを使ったバーガーはチーズもヴィーガン向けのものを使っています☆
 

 

 

 
うん、美味しい☆
beyond meatと言われなければお肉だと思っちゃうかな。
本物のお肉みたいな肉汁ジューシー系ではないけれど、豆で出来た代替肉とは思えない噛みごたえと臭みの無さ。
 
しかし私全くベジタリアンではないんですけどね。
そしてこれならカロリーゼロだな、もうちょい何か食べれるなと、エンジンかかり。笑

 

 

 
海老ワンタン麺のお店に来ました。
以前香港人の知り合いに連れてきてもらった人気店です。
 
麥奀雲吞麵世家
77 Wellington St, Central, 香港
+852 2854 3810
 
 
小茶碗程度のポーションなのでペロリです。
アメリカ人旅行者の男性と相席になり、「この小皿に調味料入れてワンタンを付けて食べても美味しいよ」と教えてあげたり、お互い行ってきた所の写真とか見せ合いなかなか楽しかったです。

 

 

 
そして元警察署&刑務所をリノベしたというホットスポットの大館に来てみました。
 
レンガ作りの美しい建物は、映えスポットとして人気のようで、あちらこちらでモデルさながらにキメキメなポーズを取りまくる方々でいっぱい。
 
大館-古蹟及芸術館
10 Hollywood Rd, Central, 香港
+852 3559 2600

 

 

 
元刑務所エリアの窓は脱走防止のためガラス片が埋め込まれてます。

 

 

 
独房風景の投影がなかなか凝っています。

 

ここは囚人達の運動場。

 

 
ドラマ「プリズンブレイク」や映画「ショーシャンクの空に」等で見た、囚人達のヒソヒソとコミュニケーションする光景が浮かんできます。
 
 
 
この美しい建物は現代美術館。
しかも入場料無料でという太っ腹。
さっそく入ってみます〜。
 
中も美しいです。
 
展示内容は性的弱者に置かれ続けた女性やトランスジェンダーをフィーチャーしたアートや映像やオブジェなど。
R指定な作品もあり、攻めてます。
しかしテーマが重く、脳をフル回転する気力と時間が無かったため、ややサクサク目に見て回りました。
 
 
別フロアに行くと美術書等を自由に読めるくつろぎ空間がありました。
 
そこにあったアラーキーさんのこちらの写真集。
これがもう泣けて泣けて。。
 
アラーキーさんと奥様の新婚旅行の様子を撮影した有名な私写真集「センチメンタルな旅」はもちろん拝見したことはあり、亡くなった奥様への深い慈しみと敬愛を感じて本当に感動した記憶があるのですが、この写真集は初見でした。
 
亡くなった奥様と猫ちゃんと共に過ごしてきた自宅バルコニーを、30年に渡り撮影し続けてきた作品集。
やんちゃでイカした奥様との「相棒」風情な生活ぶり、そして病に倒れその場から不在となる奥様。
遺影。
奥様の不在に慣れず何か変だな、と不協和音に包まれる空間を淡々とこなすアラーキーさんと寄り添う猫ちゃん。
そしてとうとうその猫ちゃんもいなくなり。。
 
人って、自分が死んだ後の世界を見れないじゃないですか。
この写真集で「これは私の死後の光景だ」と感じてしまいました。
残された者も悲しいだろうけど、死んでしまった側も悲しいだろうな。
 
私が死んだら悲しむであろう人々を悲しませたくないから、私は誰よりも長生きして大事な人たちを見守らなければ、と心に強く誓いました。
健康的な生活をしよう。。
 
香港旅行の記憶が上書きされるぐらい、最後この写真集に気持ちを持っていかれ、帰りの飛行機でも思い出すたび涙が止まらず、いまこうして文章を書いていても泣けてきてしまうという。。
 
本当に素敵な作品に出会えました。
 
 
 
そして駆け込みで香港メイドなクラフトビールを飲めるこちらのお店に来ました。
うーん、どれも美味しそうで悩む。。
 
定番風な4番のsignature pale aleというのにしてみました。
 
何蘭正
65 Peel St, Central, 香港
+852 2342 2224
 
いや、おいっしいいーーー。
まだあと3杯は飲めるなと思いましたが、なんせもうあまり時間がないので10分で飲んでお会計。
お店の女の子も「もう帰るの?!」と驚いていました。
 
しかしなかなかの高台にあるこちらのお店、駅に向かうまでデコボコな階段をゼェゼェ言いながらひたすら下山。
あと三杯飲んでたら足元ガクガクになっていたに違いないですね。笑