アルコール依存に苦しむ人を
長年サポートされてこられた先生の講演で
勧められていた本を手にとった
アルコール、薬物依存症ついて
回復、挫折、治療の過程
安定的な人との絆…愛着
考えさせられる本だったし
身内の理解を助けるものでもあり
時に胸の奥が震えた
アディクション/依存
破滅的で破壊的な依存性なものから
軽微なものまで様々
薬、アルコール、ギャンブル、性、買い物、
ネット、ゲーム…
美容、車、スピリチュアル、占い、縁起物…
家族への依存、パートナーへの依存、子供への依存
名誉、成功、過去への依存
信仰心と神仏への依存の違い
明日を明るく描くことでさえ
建設的なことなのか、依存なのか
時にその線引きは難しい
メンタル、環境の影響を受けて
毎瞬毎瞬、現れる人格も色合いが異なるし
人や何かにぶら下がりたい衝動も起こる
依存なしには生きられない
その時々に起こることがプロセスなのだとしたら
歯向かおうとしたり
流れに身を任せようとしたり
矛盾いっぱいの自分に納得したり
一貫性のない自分に腹も立てながらゆるしたり
だからどれをとっても
間違いはないんやろうなぁという
ことにしか行き着かん
結局みんな一生懸命だ