美容クリニックのコンサルティング現場では看護師、エステティシャン、医療事務の方などの採用をお手伝いすることがあります。
例えば、院長先生に「どのような看護師さんをご希望されますか?」と、お伺いすると、チェーンクリニックに勤務したことのある看護師さんが良いという回答を結構いただきます。
恐らく、知識・スキル重視、即戦力になってくれ、売上を上げてくれそうだからという理由なのだと思いますが、これは注意しなければなりません。
何に注意しなければならないかというと、チェーンクリニックに勤務されていた方が自院のカラーに合うかどうか?ということです。
もちろん、私のお客様の美容クリニックでチェーンクリニックに勤務されていた方を採用し、上手くいったケースはありますが、だいたいチェーンクリニックでバリバリ働いていた方を採用すると、上手くいかないケースの方が多いかなと思います。
下手をすれば、クリニックをボロボロにされてしまうことすらあります。
どういうことかというと、そういう方はイメージ、野武士なんです(笑)。
確かに知識・スキルは高い方が多いのですが、他のスタッフに自分と同じレベルを求め、それができないとキレたり、攻撃するという感じ(ご本人はそのようなことをしている意識はありません)で、まわりが委縮してしまい、本来の実力を出せなくなってしまう。
あるいはびくびくおびえ、いつもその方に気を使って仕事をしなければならなくなってしまうこともあります。
そうなると、他のスタッフさんがどんどん退職し、定着率の悪いクリニックへと変貌してしまいます。
そして、逆にこのようなスタッフさんが辞めると、突然、他のスタッフさんたちが息を吹き返したように元気になり、クリニックの雰囲気が一気に明るくなって、業績が上がり始めるということがあります。
もちろん、自院がチェーンクリニック経験者の方が入っても、みんなでバリバリ働ける環境が整っている美容クリニックなら問題ありませんが、通常の美容クリニックで、こういう方を採用する場合、入職前に体験入職を設けるなどして、自院にマッチする人材かどうかよく見極められてから採用されることをオススメいたします。
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