自遊館のブログ

自遊館のブログ

五島列島の小さな自然食品&フェアトレード&エコロジーショップ「自遊館」のブログです。
海と山に囲まれて、心も身体も気持ちよく!
そんな島での生活をみなさんと一緒に考える店です。
日々の営業や新商品、入荷予定などは、FBページをどうぞ!>510jiyukan

Amebaでブログを始めよう!
先日より、鹿とイノシシの大型の獲物を立て続けにいただき、それを解体している最中にも電話がかかり、泣く泣くお断りする・・・という日々で・・・

材料は確保できましたが、
人間一人が出来る仕事というのは少ないとため息をつかずにいられません。
年度替わって、たぶん昨年度も3000頭を超える猪や鹿が「駆除」されましたが、たぶん誰かの胃袋に肉として入ったのはその1割にもならないと思います。

でも、できることから一歩一歩やっていきたいのです。
もし「いのちをいただく」プロジェクトを応援してくださる方がいたら、4月末も加工がありますので、ご予約ご注文、お待ちしております。

文字ばっかりで読みにくいチラシで済みませんが、購入案内などを見ていただいて、メール
jiyukan@lagoon.ocn.ne.jp
までお気軽にお問い合わせください。
いまご予約いただければ、冷凍せずに4月30日に発送いたします。

写真が見づらいかもしれないので、購入案内のテキストだけ、以下に貼り付けます。

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<商品ラインナップ>

☆シカいぶし肉(スモーク)☆
 塊肉を塩と香辛料に漬けこんでから10時間以上ゆっくり煙をかけました。生ハム風の食感ですが、火は通っていますので、切ってそのままどうぞ。

☆ロースト用シカ肉
貴重なロース肉に糸をかけ、味付けしました。解凍して焼くだけで繊細な鹿肉を堪能できます。バルサミコなどの甘酸っぱいソースもよく合います。

☆イノシシのMOTTAINAIソーセージ
イノシシの赤身に、むぎんこ広場の副産物である放牧豚“ハッピーポーク”の脂身を加えたソーセージ。いいとこ取りの美味しさです。焼くか、少しあたためて。

☆シカのサラミ
鹿肉を羊腸に詰め、低温でスモークを繰り返して乾燥。熟成された味わいです。薄く切り少量を洋酒のお相手に。やわらかく仕上げたソフトサラミご希望の方は注文時にお伝えください。

☆イノシカソフトサラミ
イノシシをベースに腹身や鹿肉を手で刻んで混ぜ合わせて作る、モザイク状の断面が野生的な自信作。切って食べるほかピザにもおすすめ。

☆シカのジャーキー
スネ肉を煙しながらじっくり乾燥、黒く引き締まった干し肉です。固い筋が入ることがありますが、味のある部位です。ハサミで小さめに切って。

☆猪肉塩麹漬 (季節限定商品)
イノシシのロースかショルダーを川添酢造さんの塩麹で漬けます。切って網焼きでどうぞ。主に冬場の、美味しい肉がある時のみです。



<まずはおすすめセットで試してみませんか>

☆お任せ3000円セット (送料別)
大体4~5種類ほど入ります。小さめでいろいろ食べられるセット。

☆お任せ5000円セット (送料別)
だいたい全種類味わえます。メインに食べたいものなど、ご希望あればお書き添えください。

☆おうちでご馳走セット (送料込5000円)
 ローストやソーセージが入ったお食事向けのセット。

☆おうちでBarセット (送料込4000円)
 軽くつまみでお酒をメインに楽しみたい方向け。ワインの他、ウイスキーとも相性ピッタリです。

「堅いの辛いものがダメ」、「こんなお酒と食べたい」「子どもがいる」など、教えて下さったらありがたいです。
その他、「送料込〇〇〇円以内」など合わせられます。

送料(クール便)
関東・沖縄 1200円
中部東海 1080円
関西より西 850円
九州圏内 750円
※むぎんこ広場や自遊館の商品を一緒に送ることもできます。お問い合わせください。

※ご注文は・・・
 現在、むぎんこ広場の加工日に合わせて奇数月の末日仕上がりです。冷凍しない出来立てをご希望の方は、ぜひご予約を。

ご注文・お問い合わせは下記までお電話、メール、ファックスで
0959-42-3427(うたの)
0959-42-0363(じゆうかん)
Eメール:jiyukan@lagoon.ocn.ne.jp

自遊館 (自然食品&フェアトレードショップ)
〒857‐4214
長崎県南松浦郡新上五島町七目郷896
営業時間 13:30 ~ 17:30
定休日: 木曜日・日曜日




またあまりにもお久しぶりの投稿になってしまいました。

その間にも、一応カフェもイノシカ加工も、ほそぼそコツコツひっそりと続けております。

中でもそのイノシカ。
ありがたいことに、
「どうやって頼めばいい?」
というお問い合わせをよくいただきます。

分かりやすい製品案内を作ろうと思いつつ、日々の仕事に追われ突発的に発生する解体と肉の処理にまぎれて一年が過ぎてしまいました。

が、購入案内を書こうと思うといつも
次はいつ出来上がるものやら、
どのくらい作れるものやら、
まだ自分自身がしっかり確立していなくて、どうしても画面を眺めて時間が過ぎてしまうのです。

というのも、

肉といえば生もののようですが、実はこの加工品、出来上がるまでは意外と時間がかかります。

大体、解体して脱骨して「肉」の状態にするのに二日
それをカットして塩漬けするのに二日
塩漬け期間 一週間から十日
成型・スモーク・仕上げで三日
ジャーキーはその後さらに何度かスモークしながら約七日
サラミもやはり何度かスモークしながら約十四日

と、製品は、獲物を確保してから最短で二週間、最高一ヶ月かかってしまうのです。。

そんなわけで
「気長に待ってください(>_<)!!」
としか言えない状況を言い訳したところで、購入案内はまた次ということで。。。

ただし、今年から定期加工の日程が
「偶数月の月末」
になりました。
これは、母の加工(こっちは豚)に合わせるためです。
一緒にするとやっぱり効率はよいので。。

ただし、肉の解体や肉質を考えると、私は低温の時期にがんばったほうが良いものが出来るので、11月~5月の間は毎月月末くらい出来上がりを目標に加工にいそしみたいというのが3年目に入った今年の目標です。

その代わり、7月、8月、9月はお休みするか、冷凍在庫のみの販売にしようかと思います。

そんなこんなで。。。



時間があるとき以外は背中から開きます。


脱骨。写真はうでです。


すぐ使わないときはこんな感じでラベルして冷凍保存。


その肉を刻んだり、形よく切り出したりして、それぞれ味付けして塩漬けすること十日。


塩漬けした肉を串に刺したり


ミンチして腸詰にしたり


糸を通してぶら下げたりして乾燥させ・・



スモークしたりボイルしたり、はたまたそのまま燻煙室で温度を上げたり、低温で煙をかけたらそのまま低温で乾燥させたり・・・と、それぞれに仕上げます。

塩麹漬けやロースト用鹿肉は、それぞれ調味料やハーブをまぶしたり糸をかけたりしてやっぱり漬け込みます。味がしみてから包装して冷凍。


月桂樹は洗って熱湯消毒して一枚ずつ拭いて、セロファンで製品と一緒に包みます。
時々不恰好になってすみません。。
イノシカは出来上がりの色が黒くなるので、ちょっとだけフェアトレードの麻紐でかざってやります。


おいしく食べて頂けたらうれしいです。
ここまで漫談にお付き合いいただき、ありがとうございました!!

ブログの更新をすっかり怠っておりました。

この6月で自遊館、なんと10周年を迎えました。。。
小さいままで10年ですが、こんな小さなマーケットで、こんな希少な商品ばかりを扱って、商売を続けて来れたことに、心から感謝します。

その10周年記念、というほどでもないのですが、営業許可を取りまして、小さな店の一角に小さなカフェバースペースをオープンしました。



コーヒーは、フェアトレード&オーガニックな豆を一回づつ挽いて、セラエコフィルターでゆっくり淹れるスローなコーヒー。



アルコールメニューもあります。
コンセプトは「昼間しか酒が飲めないオーガニックバー」
写真は、ドイツのノンアルコールビールで、麦とホップのみから作られているものです。



看板メニュー「モヒート」は、ハバナクラブのホワイトラム3年ものを使用。
ノンアルコールでもお作りします。
車社会ですから♪

ハマグリビーチにお越しの際は、お立ち寄りくださいませ~。
爽やかなお飲物と自家製シロップのかき氷と共にお待ちしております。
ジビエ製品をしっかりと支えてくれる、脇役の物語です。


ローリエ=月桂樹
 小さなハム工場、むぎんこ広場の横に約10年前に植えた苗が、時々鹿にかじられながらぽつねんと育っています。
生の月桂樹は、それは爽やかな香りがします。鹿肉にはぴったりだと思ったので、加工にはこの月桂樹を贅沢に使ってみることにしました。抗菌効果があり、臭みも消す名脇役です。枝ごと落として葉っぱをむしり、洗って、熱湯を通してから使います。漬け込みにも使うし、ミンチにも挽き込みます。枝はスモークのチップにも使えます。そして、包装にも使います。
包装は花形。葉っぱも形が良く大きめの物を使おうと思いますが、そこは一本の木から生まれる葉。虫も付けば風邪も引く、風吹けば傷も付く・・・完璧な葉は意外と少ないなあ、と葉っぱをむしりながら考えました。しかも月桂樹は、堅くて古い葉の方が香りも強いのです。・・・そこで、少しくらいムシ穴やウイルスに遭った跡があっても、主役に使ってみることにしました。新芽の美しさとはまた違う大人の葉の歴史や味わいを感じていただけるとありがたいです。
ただし、モノが捨てられないケチな私の感覚で選んでいますので、あんまりひどいと思ったら「もうちょっと選別レベルをアゲロ!」と振込用紙にでも一言お書きください。

セロファン(包装)
包装を何にするかは迷いました。母のハムは竹皮を使っていますが、これは冷凍には不向き。供給不安定な野生の肉なので、包装ごと冷凍できるようにしたいと思いました。
セロファンは植物性のセルロースが原料、そして、水分は通しても菌は通さないそうです。呼吸するし煙の抗菌効果が保たれる、しかも透明でラベルをなるべく中に封入することができる、しかも生分解性。一件ビニールのようで、案外イノシカ製品にとっては理想的な素材かもしれません。欠点は扱いにくいこと・・・。だいぶん慣れてはきましたが、しわが寄ったりテープが多かったりすることをお許しください。
セロファンは「呼吸」します。なので、製品を冷蔵するときや少し冷蔵庫で乾燥させようと思うときにはビニールで覆ったりせず、そのまま入れてください。冷凍するときは、乾燥しすぎないようにビニールに入れることをおすすめします。解凍するときも、セロファンのまま冷蔵庫におろして下さい。はじめは結露したりしわが寄ったりしますが、一晩経つとぴったりきれいになります。

麻紐
私が運営(経営まで行かないかも)している自然食品&フェアトレードショップでもプレゼントの包装などに使っている、フェアトレード製品の麻紐です。インドで生産されていて、手で縒られている風合いのある紐です。

余談:お酒
 私が飲むせいか、製品もなんとなくおつまみ系になります。小さく切って塩気を感じる程度を狙っていますので、ぜひ、お気に入りのお酒をあわせてみてください。
お久しぶりです。
サボりっぱなしだった自遊館のオーナーあやです。
ベジタリアン系も多い自遊館ですが、本日は新商品の五島発ワイルドミートのご案内です。
なぜシカ肉・・・と思った方、ちょっと長いけど読んでみてください。
そして一度、味わってみませんか。

ただ今、下の写真のいぶし肉が4種類と、サラミがあります。
価格は重量によりますが、おひとつ250円~600円くらいです。
ご注文方法は記事の最後の方に!

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島で生まれ育った野生のイノチをいただきます

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<1>思い詰めて猟師見習いになった私

 全国的に鳥獣の被害が増えていますが、私たちの島ではイノシシとシカの被害が深刻です。二重に電気柵を張り巡らし鉄柵で囲った中で野菜を作る生活。しかし彼らも必死で入ってきます。知恵をつけたものは、獲らなければ、作物が人間の口に入るまで守れません。ところが日本では、環境大臣の許可をいただかなければ駆除も出来ません。畑を守るために仕方なく狩猟免許を取りに行ったのがはじまりでした。

<2>年間2000頭が「ごみ」となる現実

 イノシシとシカは「有害獣」に指定されていて、獲ると報奨金があります。報奨金の申請用に耳と尻尾を切り、写真を撮ってしまうと、あとの身体はゴミとなります。うちの島では動物の死体は、現地に埋める、専用焼却施設で重油をかけて燃やす、解体して残渣を一般廃棄物として燃えるごみの日に出す、のどれかで「処分」しなければなりません。報奨金から計算すると数年平均でも2000頭前後が捕獲されていますが、ほとんどがゴミとして捨てられています。

<3>なんとかしたいなんとかしよう

 ワナにかかった獣を殺すのは、気持のよいものではありません。必死で生きるために畑を荒らし、私の手にかかって死んだ彼らを、せめて「ゴミ」にせずになんとかしたいと考えました。供養、になるかどうか分かりません。殺生をした自分の気休めかもしれません。とにかく解体を教えてもらってはじめました。

<4>「効率が悪い」だからこそ貴重

 実際はじめてみると、野生動物を肉にするのは骨でした。いや、骨にするのが骨なのか。。。とにかく「死んだらすぐ放血して解体」その先も「ナマ物」なので、獲ったら他のことを一切放り出してかからなければなりません。5~60kgのそこそこサイズでも肉は7キロくらいしか取れません。痩せこけたのや子どもも多く、手間暇かけて解体するほどの獲物は意外と少なく、また檻の中で弱った動物は肉になりません。いい獲物を→いい状態で屠殺→すぐに解体・冷蔵、の条件がすべてそろってはじめて食用となり、しかもその肉数キロ。考えてみると大変貴重で、市場に出回りにくい訳が分かります。

<5>だからお命、いただきます

 猟をする方やハム工場を営む母に協力してもらって、手間と時間をかけることで、ゴミとして処分されるものに価値を生み出します。そして、どこかで誰かがそれを食べるときにふと、島の山や田畑やそれとつながっている海やそこに生きる者たち(私たちも)に思いを馳せてもらえたら、ありがたいなあ、と思います。

畑を守るために獲らねばならないイノシシやシカ。でもそれぞれが島に生きるもの。
 それらの命を無駄にせずに生きていく、丁寧な島の暮らしのために…
 ご一緒にお生命、いただいてくれるお客様を、大募集します。



(加工品のご案内)

五島の山で獲れた肉を、小さなハム工場「むぎんこ広場」で、五島の自然海塩を使って無添加、手作業で丁寧に加工しています。包材も、セロファンと熱湯消毒した自家栽培のローリエ、フェアトレードの麻紐、竹皮など生分解性の物を選びました。


<シカにく=もみじ>
水分が多くて柔らかく、全体にくせのない肉です。脂の少ない赤身で鉄分が多いそうです。加工次第で美味しく食べられますが、出来上がりは全体に黒くなります。

☆シカいぶし肉
塩と香辛料に漬けこんでから10時間以上ゆっくりと煙をかけました。大きめのものはしっとりと生ハム風の食感です。生っぽいようでもしっかり火が通っていますので、切ってそのままどうぞ。
☆シカのサラミ
塩漬けした肉を叩いたものに貴重な脂身を手で刻んで混ぜ、羊腸に詰めて低温でスモークを繰り返しながら時間をかけて乾燥させます。熟成した味わいで日持ちします。薄く切ってどうぞ。ピザのトッピングにも。
☆シカのソフトサラミ
熟成させずにボイルして再度煙をかけ、食べやすく仕上げたサラミです。そのまま切ってどうぞ。
☆シカのジャーキー
最も脂身のない部位を使います。よく干して煙をかけ、黒く引き締まったジャーキーに仕上げます。調理用ハサミで小さめに切って食べてください。固い筋や腱が入ることがありますが、ご了承ください。
☆ロースト用シカ肉
ロース部分を塊のまま味をつけたものです。オーブンや炭火で周りに焦げ目をつけてから15分~20分弱火でゆっくり焼き上げるとジューシーで柔らかい逸品になります。バルサミコなど甘酸っぱいソースもよく合います。


<イノシシにく=ぼたん>
味のあるしっかりした肉です。シカほど獲れないので、あるときしかない貴重品。秋冬の脂の乗ったものはそのままでも美味しいので、それほど美味しくない肉も美味しくいただく加工を考えています。

☆イノシシのMOTTAINAIソーセージ
イノシシの赤身に、むぎんこ広場の副産物である放牧豚“ハッピーポーク”の脂身を加えたソーセージ。いいとこどりの美味しさです。そのままでも、少し焼いたりあたためてもいいです。
☆イノシシのソフトサラミ
ソーセージよりもスパイシーで濃厚ですが、柔らかくて食べやすいサラミです。切ってそのままどうぞ。

※ご注文は・・・
いつも全種類あるわけではありません。また野生の肉は供給が安定しないので、基本は冷凍品の販売になります。在庫はその都度お問い合わせください!
ご予約をいただければ、加工したときに冷凍せずに出来たてをお送りできます。
また、加工前にEメール等でご連絡を差し上げることもできます。
ご希望の方は下記までメールを!

電話&FAX: 0959-42-0363
 (自遊館 13:30-17:30 木・日 定休)
Eメール:jiyukan@lagoon.ocn.ne.jp
〒857‐4214
長崎県南松浦郡新上五島町七目郷896
自遊館(じゆうかん)
ご報告
うどんのトラヤ、むぎんこ広場(母がしている小さなハム工場です)、五島塩の会 から、商品と資金の提供をいただいて、仙台の友人(昨年まで石巻に住んでいた・仙台で被災・6歳の双子の母)に支援の荷物をおくることができました。
自遊館からは、今回はむぎんこ広場からの寄付分で、寒さよけに活躍&あまり洗濯する必要のない大ヒット商品の二重織りレッグウォーマー、毛先だけとりかえて使えるエコ歯ブラシと替えブラシ、すぐ煮えるノサップ昆布などを送ることができました。ありがとうございます。
有川漁協のアゴ出汁や玄米スープは別途買い出しに行ってきました。

その友人からの4月29日の手紙です。

*** ***

自遊館のブログ
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昨日、石巻に友人の大きなバンと自分の車2台で物資をたくさん積んで行ってきました。

次から次へと人が来て、物資を持っていきます。

布団やまくらを涙しながら持っていく人もいれば・・・、

断りもせず、お礼も言わず、勝手に持っていく人もいたり・・・人々の心は様々です。

ちえさん(ブラントいう輸入雑貨店経営。写真を撮ろうとしたら恥ずかしがって撮らせてくれませんでした)も対応に追われて大変です。

(※自遊館注:ちえさんは、自分のお店を開放して自宅避難の方に物資を届けたり、動けない人のお世話をしている友人の友人です。自力でフェアトレード的な活動もされていたようです)


今日は高松から10tトラックが入るそうです。

そして、明日はネパリ・バザーロというフェアトレードの素敵なお店(歌野が興味を持ちそう!もしかしてもう知っている?)が4回目の物資を横浜から運んでくれるそうです。

http://nbazaro.org/wordpress/?p=2166

http://nbazaro.org/wordpress/?p=2174

石巻での細かい支援が増えて嬉しいです。


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虎さんのうどんは、添付の写真(携帯の写真だから画像はあまりよくありませんが・・・)のようにゆで方などコピーして貼り、半分を届けてきました。

残りの半分のうどんやアゴ出し、玄米スープやレグウォーマー等々高級物資(笑!)はGWに私の親友に渡したいと思います。

歌野が送ってくれたものは、その価値をわかってもらえる人に渡したいです。

最初に届いたレグウォーマーをとても気に入ってくれて、先日雪が降った日(4月下旬なのに・・・)には大活躍だったそうです。

親友のご主人(兄弟4人で病院2つを経営)はお医者さんで仕事がありますが、

亡くなったお父様が建てた病院と兄弟・親戚の家はすべて流されました。

着の身着のまま逃げてきたのに、震災後避難所ですぐに診療を続けた温かいお医者さんたちです。

今は知人の別宅を借りていて、もうすぐマンションに引っ越しします。


甘夏や八朔とってもおいしかったです。

双子たちは去年まで甘夏が苦手でしたが、五島の甘夏はモリモリ食べてジャムにする前に消費されてしまいました。

色々とたくさん送ってくれて本当にありがとう!

私をはじめ、たくさんの方が助かっています!!


*** ***


 本日5月28日に友人からまた電話があり、昨日石巻まで行って来たときの様子を話してくれました。

 長崎県に事情を話してお願いしていた物資などの支援が石巻市を通じてやっとちえさんたちの地区(自宅避難が多い)までつながったこと、状況はずいぶんよくなってきたけれどまだお弁当で暮らす人たちが大勢いること、ヘドロとそれが渇いた土埃でぜんそくなどが多発していること、街中まだ匂いがものすごいことなど、まだ日常を取り戻すにはとても時間がかかることが分かりました。

 これからも、スズメの涙ですが、「一人楽になればその周りもすこしづつゆとりが出てくるよ」と言いながら自分に届いた物資もせっせと石巻に運んでいる友人にすこしづつ心温まるものを届けていきたいと思っています。

自遊館でも、微力ながら全面的に支援します。



被災地の皆様



私たちは、長崎県は五島列島の住民団体「上五島受け入れ支援の会」です。

私たちは、震災や原発の不安から逃れ、遠く五島まで退避したい方を受け入れる窓口になりたいと思い、島の有志で集まりました。

上五島は、過疎に悩む離島ですが、福島第一原発から約1400km離れた東シナ海に浮かぶ、温暖で、相対的に安全なところです。

もし、ひとときでも心身を休めるため、またはお子さん・お母さんを放射能の危険から遠ざけるためにこちらへ来たいという方がいれば、住民同士協力しながら受け入れたいと思っています。

私たちは、ホームステイなどで当面の居場所を確保できるように島内で協力者を募る一方、もしも滞在が長期になるときには、古くはありますが公営住宅や民間の空き家が提供できることも確認しています。

住民ひとりひとりの力は小さく、お互いに不安があるとは思いますが、まずは事務局にお問い合わせください。お待ちしています。



事務局:〒853-3321 長崎県南松浦郡新上五島町鯛ノ浦郷8537

Tel&Fax0959-42-3427(民家なので留守の際は留守番電話にどうぞ)

発起人代表:うたの あや 080-1703-3786

メール:utano@lime.ocn.ne.jp

ほか連絡先:「自遊館」Tel&Fax0959-42-036313301800,木・日定休)

※発起人代表の詳細はこちらを参照ください

ブログトップhttp://blog.goo.ne.jp/micamote/

よびかけ記事http://blog.goo.ne.jp/micamote/e/6fc61218b6e4276523f3604d1449a092





お問い合わせいただく前に・・・

※この記事の投稿から5ヶ月がたち、状況が変わったり態勢が固まったりしてきたところもあります。まとめて、コメント欄5-7に記載しますので、新しくお問い合わせの際は必ずご覧になってください。よろしくお願いします。

事務局





 上五島では、この度の地震・津波・原発災害のため、義援金だけでなくもう一歩だけ進んでなにかしたいと思い、仲間を募って、退避してくる方の「受け入れ支援の会」を作りました。

 生まれ故郷を愛する気持ちがあれば、そこから離れて逃げて来い、とも簡単に言えない気持ちももちろんあります。もっと近いところで支援の手が伸びてここでの受け入れが不要になるくらいならそれに越したことはありません。

 でも、少なくとも今のところは、春が近くて揺れなくて原発からも遠いこの地で、少しでも身体を休める、子どもたちを避難させるなど、今現在つらい思いをしている人たちの選択肢の一つとなれたら・・・

 そのように思っています。


それで、被災地へ呼びかけながら、近隣へも呼びかけています。


<島外のナガサキ県民の方々>

地震・津波被害の大きかった地域のほかに、原発周辺では退避もできない人たちがいます。さらに、放射能汚染の危険性が高いにもかかわらず30km以遠の住民にはまだ何のケアも行き届かない状態、まさにこれは「被ばく認定」と同じです。放射能は、特に胎児や乳幼児に大きな影響があり、30km離れれば大丈夫という根拠が不明の上に野菜や水の摂取制限が出れば、子どもを持つ親は恐怖を感じて当然です。

今すでに、子どもを抱えて着のみ着のまま遠くに逃げてきて、公的な受け入れ・支援もないケースが出てきています。この非常時には、行政以外に住民が助け合うしかありません。

原発付近から脱出が可能な人、特に妊婦や子どもが、被曝の危険性からすこしでも退避できるように、長崎県からも「受け入れます」という呼びかけをしていきましょう。呼びかけに賛同してくれる方、それぞれの地域で同じ活動をしようという方、連絡をお待ちしています。


事務局:〒853-3321 長崎県南松浦郡新上五島町鯛ノ浦郷8537

Tel&Fax0959-42-3427(民家なので留守の際は留守番電話にどうぞ)

発起人代表:うたの あや 080-1703-3786

メール:utano@lime.ocn.ne.jp

ほか連絡先:「自遊館」Tel&Fax0959-42-036313301800,木・日定休)

※発起人代表の詳細はこちらを参照ください

ブログトップhttp://blog.goo.ne.jp/micamote/

よびかけ記事http://blog.goo.ne.jp/micamote/e/6fc61218b6e4276523f3604d1449a092


長い間、ブログの更新をさぼっておりました。


秋は行事も多く、畑もすることがたくさんでしたね。

あっという間に冬になってしまいました。


店頭にもフェアトレードの手編み衣類や天然素材のあったかグッズが並びましたので、ぜひチェックしてくださいね!

おすすめのあったかグッズはまた、店長に紹介してもらいます。

よろしく。


最近の新商品は、西海市は川添酢造から届いた「麹の力」です。

酢蔵という職業柄か、川添さんの麹はとても品質がよく、味噌も甘酒も川添さんのものは自然の甘みがあってとてもおいしいのです。

その麹と塩を合わせて使いやすくペースト状にしたものが「麹の力」

今日は「麹の力」と五島の天然塩「あかねの塩」と玄米酢だけで・・・


自遊館のブログ-初恋ラディッシュ ラディッシュの浅漬けを作ってみました。


冬に向けていろいろな野菜が甘みを増して美味しくなってくるこのごろ、サラダ感覚でいろんな浅漬けを楽しんでみるのはいかがでしょうか。


自遊館の野菜は、中野の畑から不定期に届きます。中野のおじさんの野菜は「○○栽培野菜」なんていうものではありませんが、化学肥料や農薬を使わず、無理なくのんびりその年のお天気に合わせて育ったこの土地の野菜ばかりです。

自遊館にメール登録して下さったお客様には、入荷のご案内を差し上げておりますので、島内でご希望の方はjiyukan@lagoon.ocn.ne.jp までお問い合わせくださいませ。

佐賀白石町の川久保農園の有機無農薬栽培レンコンも、12月の予約を受けつけています。

ふくわらびのリンゴも好評です。


※自遊館にメール登録して下さった方、予約分だけですが、商品を5%割引させていただいてます。

 発注の時期は商品によって違いますので、その都度メールでご案内しています。

 農産物はほとんどご予約のみなので、割引対象にはなりません。ゴメンナサイ。


本格的な冬に突入しますが、土の中で冬を過ごす「陽性」の根菜からパワーをいただいて、身体の中からもあたたかく乗り切りましょうね。



寒がりの歌野でした。


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今年はまさに酷暑でしたね!夏の疲れは胃腸にも出てきます。

そんなときには、胃の負担の軽い食べ物で身体をいたわってあげませんか。


☆押し麦 

消化がよくて身体の熱を冷ます穀物だそうです。火が通りやすいので、野菜スープなどに入れるのもおススメです。自遊館ではグリーンファームの九州産無農薬麦の押し麦を置いています。


☆植物性のたんぱく質

「お肉は美味しいけど、翌日胃がもたれて・・・」ということ、ありませんか。

そんなときは大豆ミート。

煮てもいいし、から揚げや炒め物にするとボリューム感のあるメニューになります。

お肉よりも身体への負担は軽いので体力が減退しているときにどうぞ。細切り、厚切り、ナゲット型、ひき肉状・・・と、色々なタイプがありますよ。

植物性のたんぱく質には、大豆のほかに小麦タンパクもあります。

麩もおススメ食材です。


☆塩蔵モズクが入りました。普通の水&パック入りと比べると、見た目よりもたくさん入っているのが特徴です。ゴミの減量にも。。。



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残暑厳しい折、夏バテも手伝って火も使いたくないとき、私にもあります。でも、毎日たくさん飲むものですから、ペットボトル飲料は控えめにして、夏の飲み物を自分で楽しんでみませんか。


☆甘みと香ばしさで一味違う「五穀茶」

いろんな穀物が入っています。

水出しのティーバッグ。


☆下田茶園の「冷茶」

熊本は矢部で自分で育てた茶葉だけを自分で作った製茶工場で加工する下田茶園の水出し緑茶です。

九州古来の釜炒り茶のすっきりした味わいが活きたお茶。

これも水出しのティーバッグ。


☆エコブラック

田舎では挨拶代わりによく供される缶コーヒー・・・お気持ちはほんとうにありがたく・・・しかし苦手なのです。

でも、このエコブラック・・・オーガニック&フェアトレード・カート缶コーヒーを見つけたときはうれしくなってつい仕入れてしまいました。

心置きなく差し上げることができる缶コーヒー。うれしいですね。

苦味の少ないやさしい味わいです。

ブラックと微糖があります。


☆フェアトレードの水出しアイスコーヒーのティーバッグもあります



<夏の終わりのその他おススメ品>


☆南部小麦の素麺、ひやむぎ

文句なしに美味しいです。

☆果汁100%、無香料・無着色のぽっきんジュース「ぐれーぷるミニ」「りんごちゃんミニ」

定番人気商品です。

☆椿油

ぱさついた髪のケアに。髪が濡れているうちに毛先につけるといい感じです。

☆ねんどの日焼け対策&ねんどのパック:

日焼け後にも使える肌の負担がないシリーズです。

☆100%天然。除虫菊の蚊取り線香ほか、天然素材の虫対策グッズもそろってます。



<夏のセールちょっとだけ>

フェアトレードの衣料品の一部を50%OFFのセールでご提供中です。

9月10日までです。下着にしても気持ちいいオーガニックコットンを、この機会にお試しください!