色々と気分が上がらない時、

ひたすらこういうのを読んでみます。


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中学ぐらいの頃
銀色夏生さんが好きで、詩集を読んでました。

歳を重ねて改めて読んでみると、同じ言葉でも当時とはまた感じ方が違うものですね。

でも当時も今もずっと、私の胸に響き続ける素敵な言葉たちです。






悪いことばかり考えても
しかたないでしょう
何をしたくて
何を願っていたの

ほんのすこしでも
好きなことをするために
知恵をしぼらなきゃ

じっとして ここで
イヤなことばかり
思いうかべていたら
本当にこのままじゃない

とにかく
あてもなくても
このドアを
あけようよ






輝くひとつの願いを叶えたら
もうその輝きはあっというまに消えちゃうんだ
そして輝きは失せて 普通の感じ
あるいは不安の種にさえなる


やがてまた次がやってくる
次の輝く願いが
それこそが望み
それこそが本当の自分の願いだったと思うような
真新しくピカピカ輝いてるやつ

でもそれも叶えたら
やっぱり消えてしまう
叶えなかったら
いつまでも光ってる
光りすぎると今度は僕がしぼんじゃう

願いは いろんなところに僕らを連れて行ってくれるけど
願いは いつだってすごく遠くで光ってて こっちを見てる

いつか願いを飛び越えたい
そしたらどんな気分だろう






私達は迷わずに歩いていきましょう。
もう、ここまで来てしまいました。
月日は、すぎていきます。
あの頃に帰りたいなんて言わないで下さい。
今、目の前にいるのが私です。
今、目の前にいるのがあなたです。
どうしようもないことは、もうどうしようもないでしょう。
笑えることが素敵です。





いちばん
思いが募ってしょうがなかった時
私は呼吸することさえも苦しかった
どうしても 考えてしまう
あの人のことを

理性では抑えられるのに
感情が動く
これは何の試練だろう
これにどんな意味があるのか

静かな夜のしじまの中の
苦しいほどの自問自答に
答えなんてでない




 今、好きな場所
 好きな花

 今、好きな色
 好きな匂い

 今、好きな声
 好きな人

 今、好きな本
 好きな歌

 それらは何を意味するか

 それら全部が
 今、行く道を教えてくれる
 行くべき道を教えてくれる

 好きなものは刻々変わる
 とるべき道も刻々変わる




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