利子が入金された時の仕訳は?
確定申告の季節が近づいてきました。個人事業の方から、「預金の利子が入金された時の仕訳はどうするのか?」質問があったのでお答えします。
個人の場合は、例えば8円なら、
(預金)8(事業主借)8
となります。
これは、個人の場合は事業所得と利子所得は別の計算となりますので、事業の仕訳からは外すということですね。
また、利子は税金関係も入金時点で完結しているため、その後確定申告も全くしなくてOKです。
個人の所得については、所得税がからむため、後日、【所得税のしくみ】についても書きます。
ただ、法人の場合は、
(預金)8(受取利息)8
となります。こちの方が一般的ですね。もう少し正確にすると、
(預金)8(受取利息)10
(租税公課)2
となります。
これは利子にかかる税金が引かれて入金されているからです。法人税の計算の際、この税金は戻ってくるのですが、細かなことはあまり深入りしないで下さいね(笑)
ポイントは、
個人事業と法人では、利子の仕訳が変わります。ご注意ください。